「デルフィニア戦記」は、今年デビュー25周年を迎えたライトノベル作家・茅田砂胡の代表作で、冒険ファンタジー小説です。1993年に中央公論社(現:中央公論新社)C★NOVELSより「デルフィニア戦記」シリーズの第1巻となる「放浪の戦士」が刊行され、以後シリーズ累計で320万部を突破するほどの人気を得ています。
2017年1月には、児玉明子の演出・脚本により、天王洲 銀河劇場にて舞台「デルフィニア戦記~第一章~」を初演。デルフィニアの王座を追われて放浪していたウォルが、異世界から落ちてきた謎の少女・リィの出現により、その協力のもと奇跡的に王座を奪還する、という、原作小説の「放浪の戦士」編を描き、不可能とまで言われた壮大な世界観を見事に舞台で表現して大好評を博しました。
第二弾となる本作「動乱の序章」でも演出・脚本を児玉明子が担当。壮大な冒険ファンタジーの世界観をさらに深めます。物語は前作から3年後、国王に返り咲いて善政を敷く国王ウォルの活躍と、ウォルの養女となり16歳になってますます美しさと強さに磨きをかけた王女リィ、そして原作ファンから絶大な人気を誇り、リィのパートナーとして活躍する“シェラ”を中心に描かれます。
出演には、国王ウォルに本作が単独初主演となる松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、王女リィには、前作から引き続いて佃井皆美。そして初登場の人気キャラクター・シェラには林翔太(ジャニーズJr.)、さらに秋本奈緒美が国王を陥れようとする国王の叔母役と魔法街に住むおばばの二役にキャスティングされ、壮大な冒険ファンタジーの世界を体現します。