アニメーション DVD 第1巻 キャストコメント
「小野坂・小西のO+K 2.5次元 アニメーション」DVD第1巻にて本人役を演じて頂いた小野坂昌也役・小野坂昌也さん、小西克幸役・小西克幸さん、置鮎龍太郎役・置鮎龍太郎さん、神谷浩史役・神谷浩史さん、竹本英史役・竹本英史さん、そして、実在の人物小川P役を演じて頂いた遊佐浩二さんから収録後のコメントを頂きました!!
●小野坂昌也 役:小野坂昌也
●小西克幸 役:小西克幸
●置鮎龍太郎 役:置鮎龍太郎(写真のみ)
●竹本英史 役:竹本英史
●小川P 役:遊佐浩二
――収録を終えてのご感想をお願い致します。
小西:一番気になっているのが、2.5次元ということで、本人がそのままアニメのキャラクターになっているので、権利はどうなるんだろうっていう。
小野坂:お前、金金言って……。
竹本:大事なことだからね!
小西:今後、青二さんとうち(賢プロダクション)以外の役者さんを呼ぶ時は、どういう風に事務所さんと交渉していくのかね。
小野坂:俺達はいいけどね。
小西:そういうのを気にしつつ、収録させて頂きました。あと、疲れましたね。フラッシュアニメなので、短いかと思っていたら、もらった台本がすっげー分厚くて。「何のゲーム録るんだよ!」って(笑)でも、1話大体3分くらいですよね。僕ら、頑張りましたけど、見る人はどういう反応なのかを知りたいです。
小川P:反応、ですか?
小西:そう。このアニメは本人が出ているわけですよね。だから、「いつもの実写とノリが一緒ですね!」って終わってしまうのか、「こういうのも面白いですね!」ってなるのか、「もうちょっと考えた方がいいんじゃないですか?」とか。そういうのが結構気になります。
小野坂:多分僕たちが初めてでしょうね。本人がいつもやっている、映像でできることを、本人がそのままアニメにしてしまうっていう。これがこの先どういう風になっていくのか非常に楽しみです。この後、ここに神谷君を出したということで、どんどん周りの声優さんが「あれに出たいな」って思って、出てくれればいいですけど……。
小西:収録がしんどいらしいよってなると……。
小野坂:それは非常に困るので、皆さんのお力で「あのアニメ楽しかったー! 2.5次元がこれから深夜アニメになればいいのに!」みたいに、良い評判を言ってくれれば、これからもっともっと皆さんの好きな人気声優をドンドン出していけますので! よろしくお願いします。
遊佐:突然今回のお話を頂いて、「小川Pの役をやれ」と言われまして……。試行錯誤の上、ご覧頂いた風にやらせて頂きました。ご覧になる方の中には、小川Pのことを全く知らない方もいると思うので、この苦労がどれだけ伝わっているか不安でしょうがないです。
竹本:見させてもらった映像が思いのほか可愛かったんですよ。「狙いに行ってんな、コイツ」感がすごくあって、これがヒットして、また鼻高々な小川Pの話を聞かなきゃいけなくなるのはちょっと嫌だなって。
小西:イラストレーターさん紹介したの、俺だからね!
竹本:絵のクオリティーはかなり高かったので、ホントにあとは小川Pの売り方次第ですね!
小野坂:俺と小西君だから多分売れないと思うよ。
竹本:でも、おっきーさん(置鮎さん)と神谷くんを入れてるから。
小野坂:あー。そっかー。
――ご自身を演じられていかがでしたか?
小西:どこまで自分の普段の喋りに近づけて良いのかが難しかったですね。例えば、絵の感じやシナリオで、「こういう風にお芝居をやって欲しいんですけど……」という監督やシナリオライターの意向があったとして、自分が「この状況だと、こういう風にいつもつっこんでるな」ということを考えると、どっちでやっていいのかなっていう。なので、絵を無視してやったところもあるんですけど、そこが一番演じていて難しかったなと感じました。概ね好き勝手やりましたけど(笑)そこが良いところであり、危険なところでもありますよね(笑)
小野坂:最初、絵があるけど勝手に演じて、後で絵をつけますと聞いていたので、絵はあんまり見てなかったんです。でも、絵を見てやった方が全然うまくできるなって思いました。
一同:(笑)
小野坂:あと、アニメになるということは、普段より5倍くらいテンション上げないと見ている人には伝わらないので、そこがものすごく大変でした。元々テンション高い設定の小野坂昌也が描かれているので、それにアニメーションを持ってくるから、いつもの何倍のテンションでやらなきゃいけないんだって。なので、今後は控えようと思ってます。
小西:一番の売りが無くなっちゃいますよ!
小野坂:ホント厳しかったです。
遊佐:周りからはあんな風に見られているんですよ。
小野坂:喋りすぎて首が痛いよ。
小西:小野坂さん、マイク前で動きすぎだし!
竹本:台本をちゃんと読めば、そんなに声張らなくていいシーン、いっぱいあったよ。
小野坂:あのね、台本読んで無いからこそ、自信が無いから声を張れば補えるんだよ。
竹本:自信無いのかよ!!
小野坂:それが、声が大きい人の芝居の特権。
小西:読んで無いんだから、しょうがないでしょ!
小野坂:読んで無くて自信が無いから、それを声の大きさでカバーしてるんだよ!
竹本:何それ、意外と可愛いところあるじゃねーか!
小野坂:特権よ。可愛い特権。
小西:ってことは……みんな、台本は読んできちゃダメだ!(笑)
小野坂:そういうことだよ。見習えよ。
小川P:これを踏まえて、竹本さんお願いします。
竹本:俺は、絵も見て、台本も読みこんできたので、がんじ絡めになっちゃいましたね。リベンジのチャンスが欲しいですね。俺はすごいちゃんとした芝居をしてしまったので!
遊佐:録り直せってこと?
竹本:いや、録り直すのはいいです。大丈夫です。でも、すぐにでもまたこの次をやりたいくらいですね。だから、僕はやりやすかったし、楽でしたよ! いつもの仕事と変わらず、ちゃんとやりましたから。
小野坂:俺は例え台詞が3言でも、全部真剣にやるから楽ってことは無いですね!
小西:俺も楽じゃなかったですね! 真剣でしたから!
竹本:なるほどね! 二人の株を上げて、俺のをちょっと下げるっていう感じですね!
小野坂:普段通りのことを言っているだけですよ。
竹本:いやホント……一生懸命芝居するって楽しいなぁ。
小川P:(笑)
竹本:って思わされたこの2.5次元でしたね。
――遊佐さんは、ご自分ではない、実在する人物(小川P)を演じられていかがでしたか?
遊佐:演じづらいは演じづらいですよね。他の皆さんが、キャラクターになっている自分を演じづらいのと同じように、僕も小川Pのこと知っているからこそ難しかったです。知っているけれど、本人ではないですから、正解なのかどうか分からない部分もありましたね。「えー」って言うのが多いとか、そういう特徴はありますけど、別に物真似をやっているわけではないですから。芝居を優先するべきなのか、キャラクター性を優先すべきなのかっていう葛藤がありました。でも、キャラクターとして押し出されていたので、そちらを優先して、今回はこういう形になりました。何が正解なのか全くわからなかったので、お客さんの反応を見ようと思います(笑)僕としてはこれだと思っているのですが、それが正解かどうかは後で知りたいですね。
小川P:皆さん的には、いかがでしたか?
小野坂:似てた似てた。雰囲気が良かった。
竹本:俺、「この小川Pだったらいいな」と思って聴いていました。
小西:言ってることも、ちゃんとわかるしね。
小野坂:本物と何が違うって、心があるってことかな!
遊佐:小川P役をやっていると、声が張れないので、この2.5次元はかなり厳しかったですね。
小川P:ありがとうございました(笑)
――印象に残ったシーンはございましたか?
小西:特には無いですね。
小野坂:特に無いってなんだよ! ちゃんと言わないと売れないぞ!
小西:いやいや、全部を見て欲しいわけですよ。本人がそのままアニメに出るって、多分業界初でしょ。だからこの一大センセーショナルな出来事を、皆さん最後まで見届けてほしいですね。
小野坂:良いこと言った!
小西:どんどんいろんなゲストが出るんでね。
遊佐:通して全部見なくてもいいから。一話分くらいはね(笑)
小西:「今日はちょっと嫌なことあったなー」と思ったら、このDVDをスッと入れて、再生して「はっはっは、こんなバカな人たちもいるんだ!」って思って元気になってもらいたいです。
小野坂:それじゃ普通の「O+K」とあんまり変わらないじゃんかよ。
小西:でも、一緒だったら、このDVDもみんなを助けるって意味があるってことですよ!
小野坂:俺が印象に残ったところはですね……。
小西:やっぱり小野坂さんが風船みたいに膨らんで、破裂するところじゃないですかね!
遊佐:あぁ、あそこね。
小野坂:おっと! そんなシーンあったっけ? 俺、台本読んでなかったのかなぁ(笑)
遊佐:11話の4ページ目くらいのところですよ。
小野坂:俺の記憶だと10話までだったんだけど!(笑)置鮎くんの部屋の摩天楼が、どのように再現されるか、楽しみにしております。
遊佐:女性キャラが少なかったのが残念でした(笑)あと、参考に頂いた映像に、声が入っていたことに衝撃を受けました。皆さんは決して目にすることは無いんですけど、すごくがんじ絡めでした(笑)
竹本:僕は、オープニングが印象的でした。あれって完成形ですか?
小野坂:完成です。
小川P:いやいや(笑)まだこれから歌を録ります。
竹本:じゃあ、あれでいいと思うよ。オープニングが一番いいと思う。
遊佐:でも仮って書いてある小野坂さんと小西くんの写真が入ってたよ。
竹本:あれはそのままじゃないの?
小川P:そのままにはしないと思います(笑)
竹本:勿体ないなぁ。仮の状態はすごく良かったよ!
一同:(笑)
遊佐:あの2人の写真をもう一度撮ればいいんでしょ? あの顔して下さいって(笑)
小西:あのオープニングのダンスを、是非小学校の運動会とかでやってほしいですね。
小野坂:できないでしょ、あんなダンス!
小川P:今度何かの時に、実際にお二人にやって頂きたいです。
小野坂:お前、何言ってんの!?
竹本:2人が全国を回って営業すればいいんだよ。
遊佐:小学校でダンスが必修になるんだから、これをやってもらえばいいじゃない。
竹本:そうだよね。
小野坂:いやいやいやいや、無理でしょ!
――O+Kアニメーションの今後の要望はございますか? どなたにゲスト出演して頂きたいですか?
小西:喋りやすい人がいいです。
小野坂:テンションが高い人がいいです。
遊佐:僕、レギュラーメンバーのような扱いになっていますけど(笑)これからの現場に期待することは、動きがあったらちゃんと僕に教えて欲しいってことですかね。
竹本:今のやつでよかったんで、このままでいいと思います。
小野坂:いや、誰か足せって言ってんだよ!
竹本:このメンバーでずっとやればいいと思うよ。
小野坂:誰か足したらお前抜けるからな(笑)
小西:これ、男性ゲストばっかりですけど、女性ゲストが来たらどうなるんですかね?
竹本:女性ゲストは無いでしょ。そうしたら、ヤングさん(小野坂さん)の良さが全部無くなっちゃうもん!
小野坂:あんまり背延びしちゃダメだよね。
小西:劇場版やるかもしれないしね。
遊佐:フラッシュアニメで劇場版?(笑)
小川P:できなくはないですね……。考えます。
小西:考えるんだ!?
――ファンの皆様へメッセージをお願い致します。
小西:我々が送り出す、2.5次元アニメを楽しんで頂けるとありがたいです。今後こういうことやって欲しいとか、こういう人呼んで欲しいとか、そういうお便りも待っていますので、是非とも感想を送って下さい。なので、みんなで買って下さい。そうしたら、君の好きなあの声優さんも出るかもしれません。よろしくお願いします。
小野坂:業界始まって以来である、この2.5次元アニメ。僕らがアニメになったってことは、「O+K」の実写でできないことも全てできます。例えば、爆発したりとか、そういうこともできるわけですから、色んな挑戦をしたいですね。ヘリコプターから飛び降りるとか、宇宙に行くとか、そういう奇想天外な展開を募集しております。是非、「O+K」に送って下さいね。
遊佐:小野坂さんもいろいろ頑張ってらっしゃいましたので、その辺りを見て頂ければと思います(笑)僕としては、これからもう少しこの「O+K」を知りたいなと思います。
竹本:今回も小野坂さんが仕事をしやすい人を集めて「O+K」を作りました。いつも通り小野坂さんが楽しそうに仕事をしておりますので、「アニメになって大丈夫かな?」と思ってる方も、全く問題無いです。アニメになったというだけで、いつも通りです。
小野坂:俺の性格に問題があるみたいなこと言うなよ!
竹本:という小野坂さんも安心して楽しめる「O+K」の世界を、今度は2.5次元アニメで楽しんで下さい。
――ありがとうございました。
●置鮎龍太郎 役:置鮎龍太郎
●神谷浩史 役:神谷浩史
――収録を終えてのご感想をお願い致します。
置鮎:Flashアニメのキャラクターの見た目が、ずいぶん可愛くなっているなと思いましたね。内容は「テンションにかかっているのかな」という内容である程度は予想していたんですが、予想以上に、小野坂さんと小西くんのテンションが高めで、「楽しそうだね」って感じでした(笑)
神谷:本編のキャストトーク内でも触れていますが、残念ながら別日での収録となってしまいました。そのため、作品のテンションなどが掴みきれない状態で収録してしまったのですが、小野坂さんと小西さんのテンションが凄く高いので、それを聞いているだけでも面白いんじゃないかなと思います。
――ご自身を演じられていかがでしたか。
置鮎:自分のまんまやったらつまんない人になっちゃうので、中身のテンション通りの感じで色分け出来ればと思ってやりました(笑)
小川P:やりにくかったところはありませんでしたか?
置鮎:やりにくかったことは無かったですね!
小川P:神谷さんはいかがでしたか?
神谷:何が正解か、何を求められているのかということを、現場でディスカッションしながらやりました。本人ということもあり、勢い重視というところもあったと思うので、テストをせずに本番をやらせて頂いて、ライブ感が強く残っていると思います。でも、当然やっていて違和感があったところもあったので、その時はこちらから修正させて頂いて収録しました。出来れば、みんなと一緒に収録したかったですね(笑)
――印象に残ったシーンはございましたか?
置鮎:……記憶に残っているのは、カレーを食べているシーンですかね(笑)
神谷:タスケンジャーは本人というよりはキャラクターの色が強かったので、そこはやりやすかったです。あとは、あんな簡単に色々仕事が舞い込んできたら楽だなと思いました(笑)
――O+Kアニメーションの今後の要望はございますか? どなたにゲスト出演して頂きたいですか?
置鮎:青二の社長とか出たら面白いんですかね(笑)
小川P:青二プロダクションさんには、事務所の看板とかを撮影させて頂いていました。
置鮎:外観ありましたね! あとは女子キャラとか?
神谷:僕は、ベテランの方に是非悩みを聞いて頂きたいですね。
――ファンの皆様へメッセージをお願い致します。
置鮎:お客さんには、いつものコンテンツを変わった趣向でお届けすることになるんでしょうか。全くタッチしていない人には「これって何だろう?」ってなるかと思うんですが(笑)そこそこ楽しんで下さい(笑)
神谷:小野坂さんと小西さんが本来やっているコンテンツとはちょっと違うところに存在しているものだと思いますので、あくまで番外編という形で皆さんの目に映るとは思います。なので、全くレギュラーの番組を知らないでこのDVDを買ってしまうと、色んなことを勘違いしてしまうかもしれないので、その辺だけはご注意下さいね。
――ありがとうございました。