【あらすじ06】「STAND BY YOU」

トラック06.『エピローグ』

四人は学生時代のような時間を、自然と取り戻していた。
気の置けない仲間と酌み交わす酒、他愛のない会話……それは、日々のせわしなさを忘れさせる時間。

仲間と笑いあうこの時間が昔も今も大切だと、心のどこかで思う四人だった。

 

【あらすじ05】「STAND BY YOU」

トラック05.『セピア』

『セピアが擦り切れてしまう前に――』

大学を卒業した四人は、それぞれの道を進んでいた。
十数年の月日が流れ、北村のもとに西野から電話がかかってくる。
それは、転勤続きで国内を転々としていた南が戻ってくるため、久しぶりに四人で会わないかという誘いだった。

北村は止まっていた思い出を抱えて、皆が集まる場所に向かう。
再会した四人のページが、再び綴られる――

 

【あらすじ04】「STAND BY YOU」

トラック04.『distance』

『何度振り払ってもあの人が現れる――』

ファミレスでの北村のレポート作成に付き合う南の携帯が鳴る。
東條と西野から映画の誘いだったが、南はそれを「北村を置いてはいけない」と断る。
そんな南に、東條は「北村を甘やかしている」と言う。

しばらくすると、ファミレスに東條と西野が現れる。
二人は誘い方が勝手だったと、わざわざ謝りに来たのだった。

無事にレポートを終わらせた北村と四人で飲み始めるが、北村がぽつりと言った一言に三人は驚く。