2013/06/04(火):「ドン・キホーテ ~中二病でも旅がしたい!~」キャストインタビューUP★
■浪川大輔さん、森川智之さん、檜山修之さんインタビュー
――収録を終えてのご感想をお願いします。
浪川:キャストの人数が少ない中で、この大きな物語をやるというのは、
非常にエネルギーを使う感じでした。でも、演じてていろんなことができました。 スタッフ:キホーテは、頭を打って急にキャラクターが変わってしまうシーンがありましたが、
そちらはいかがでしたか? 浪川:急に堅くなるので、喋りづらかったです。 一同:(笑) 浪川:ゆる~い感じから、急にカチッとした騎士になるので、
騎士って大変だなって思いました(笑)
――森川さんはいかがでしたか?
森川:こんな壮大なお話を3人でやるなんて…… 浪川:それ、僕が言いました。 一同:(笑) 森川:最初はゆるいキャラとして出てきて、
途中からカチッとなったんで…… 浪川:あれ、それもなん聞いたような(笑) 一同:(笑) 浪川:でも一緒ですね。サンチョもそうでしたよね(笑) 森川:大変でしたが、気心の知れたメンバーで収録できたので、
すごく楽しく、そしてあっという間の収録でした。
――今回一番大変だったと思われる檜山さん、お願いします。 檜山:ある意味で壮大なお話を3人でやるのは……。 一同:(笑) 檜山:いや、わかってるよ!(笑)
主役の2人とはちょっと違う形で、
壮大な世界観を一手に引き受けたのは僕だと思います!(笑) 浪川:旅に出るたびに檜山さんがいるっていうね(笑) 檜山:そういった意味では、キャラクターをたくさん作らなければいけない大変さはありましたが、
おかげでいろいろなことをやれました。
ちょっとした檜山劇場だったので、それはそれで面白かったですね。 ――印象に残ったシーンや聴きどころはありますか? 檜山:僕は原作をしっかりとは読んではいなかったのですが、
なんとなく『ドン・キホーテ』のお話を知っていましたので、
シナリオを読んで「こんなお話だったよな」とは思って演じました。
ただ怖いのは、このCDだけを聴いた皆さんが
「『ドン・キホーテ』ってこうだよね!」という錯覚をされると、
我々はちょっと罪作りな感じになっちゃいます。
なので、このCDはパロディとして楽しんで頂いて、
なおかつ原作に興味が沸いた方は、
本来の『ドン・キホーテ』の世界に進んで頂けると素晴らしいのではないかと思います。 浪川:演じられて本当に良かったです。
檜山さんも仰っていたように、
原作に興味をもってほしいという一面も確かにあると思うんですけど、
あえて言うと、僕はこれが『ドン・キホーテ』なんだと思います。 一同:(笑) 森川:全てが嵐のように過ぎ去っていって、どこがどうだったか……。 檜山:森川は収録終わった途端に急に疲れ果てたね(笑) 森川:ガス欠になっちゃって(笑) 浪川:終わった瞬間に頭抱えちゃってましたよね(笑) 森川:誰もが知っているあの風車のシーンがここで来るのか、と。
なおかつその次の展開が面白かったので、そこが僕からのおすすめポイントです。 ――ファンの方々へのメッセージをお願いします。 浪川:頑張ったので聴いて下さい!
すごく楽しかったので、その空気が伝わればいいですね。 森川:僕にとってキホーテは浪川大輔です(笑)
幼い頃は、『ドン・キホーテ』は子供向けの童話として聞かされていました。
僕も檜山もそういうイメージしか無くて、今回、「実際はどんな話なんだろう」と知りたくなりました。
このCDを聴いて、是非『ドン・キホーテ』に興味を持って頂いて、
浪川大輔がいかにキホーテかというところを確認して頂ければと思います。
よろしくお願いします。 檜山:僕は最近、なぜか中二病的な役を演じることが増えて参りまして、
正直ものすごく手探りで、ここ何年かやっていたんです。
でも、今回「中二病ってこういうことか!」と、一つの参考になりました。
ある意味、中二病のパイオニアはキホーテなんだな、と(笑)
風車に突入するとか、悪く言えば妄想癖がある、
良く言えば、自分の想いに真っすぐなんですよね。
これを機に、今後の僕の中二病芝居のサンプルとして、
『ドン・キホーテ』を読んでみようと思います。
そして、森川も言いましたけど、大ちゃん(浪川さん)こそがキホーテです! ――ありがとうございました。
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