2013/05/28(火):「ドン・キホーテ ~中二病でも旅がしたい!~」シナリオ公開1
本日より、2013年6月26日発売予定の、
「ドン・キホーテ ~中二病でも旅がしたい!~」シナリオ公開第1弾! 本編からスタート♪
一体どのような旅が始まるのか―― ********************** 【ドン・キホーテ ~中二病でも旅がしたい!~ 本編】 執事 「旦那様、旦那様。お食事の時間です。
そろそろお部屋から――」 ・勢いよく扉を開くキホーテ。 キホーテ「――決めた! 僕は決めたぞ!」 執事 「どうなさいました」 キホーテ「騎士というものは、戦いに強いだけでも、
女の子にモテるだけでもいけない。そうだよね?」 執事 「はい」 キホーテ「“スゴーイ! カッコイー! きゃあステキ!”と言われるには、
ちゃんとした実績がいるんだ!」 執事 「左様ですか」 キホーテ「ただ強い。なんかモテる。これじゃ全然ダメ!
名前に見合うだけの冒険や試練がなくっちゃ、
騎士とは呼べないよ」 執事 「旦那様、また騎士道物語読んでいらしたのですか」 キホーテ「そこで僕は考えたのさ。僕も騎士になるって」 執事 「……」 キホーテ「最近理想の騎士っていないんだよね。だから僕が――」 執事 「人には向き不向きというものがございます。
失礼ながら、旦那様は荒事には向いておられないかと」 キホーテ「あのね、荒事に向いているかどうかは騎士道には関係ないの」 執事 「では、一体何が必要なのでしょう」 キホーテ「騎士とは何か!
それをちゃんと理解してないとダメなんだよ~。
この世界に、僕くらいそれを理解してる人がいると思う?」 執事 「旦那様の騎士道物語コレクションのおかげで、
我が城は傾きかけておりますが」 キホーテ「でしょ? そんな騎士に対して知識が豊富な僕こそが、
最高の騎士になれる可能性を秘めてるわけ!」 執事 「…左様ですか」 キホーテ「理想の騎士がいないなら、自分が理想の騎士になればいい!
なんでこんな簡単な事に今まで気づかなかったんだろ。あはは。
今日から僕の名前はドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ。
僕こそが理想の騎士、それがドン・キホーテだ!」
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