名作文学(笑)シリーズ 制作日誌

 

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各巻定価:2,625円
FCCN-0055・56・58・59

発売元:フロンティアワークス
販売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

(C)2009フロンティアワークス
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06/04:「ドン・キホーテ ~中二病でも旅がしたい!~」キャストインタビューUP★

05/29:「ドン・キホーテ ~中二病でも旅がしたい!~」シナリオ公開2

05/28:「ドン・キホーテ ~中二病でも旅がしたい!~」シナリオ公開1

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04/24:本日、「おくのほそ道 ~そうだ、伊勢に行こう~」発売です!

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2009/07/16(木):「ヤブノナカ」本編シナリオ【第1話】

第1話「城太郎の物語」は、海で溺れている真砂を城太郎が助けるシーンで始まります。

助けた真砂の美しさに、目を奪われてしまう城太郎。

*****************************

・強い波の音。その音の合間から

真砂 「助けて!兄さん助けて!」

城太郎「!?」

真砂 「…兄さん…!」

城太郎「おい、まさか…溺れてんじゃねえだろうな…
          待ってろ!今助けるからな!」

城太郎「海の水は冷たかった。俺はがむしゃらに泳いだ」

真砂 「…」

城太郎「大丈夫だ!もう大丈夫だ!」

城太郎「俺は真砂を抱きかかえるようにして、岸辺へ向かって泳いだ。
     真砂は意識を失ってるみたいだった」

城太郎「(荒い息)」

真砂 「…」

城太郎「おい、大丈夫か!」

真砂 「…」

城太郎「おい!大丈夫かよ!」

真砂 「…」

城太郎「おいおい、ちょっと待て!せっかく助けたのに死ぬんじゃねえよ!」


~中略~


城太郎「その時だ。初めて真砂の顔をまともに見たのは。
     男にしては長い、乱れた髪が頬に張り付いていた。
     髪は綺麗な黒髪だったよ。
     顔は青くてさ、ちょっと厚めの唇はびっくりするくらい赤かった。
     目は黒というよりは茶色っぽくて、鼻筋は…そう、そうなんだよ。
     真砂は驚くほど、美しかった」

真砂 「あ…あなたが…僕を?」

城太郎「あ、ああ。まあ、そうだ」

真砂 「(静かに)あ…ありがとう…ございます」

城太郎「いや…ちょっと待て…ほら、これで体を拭け。
     そのままにしておいたら風邪をひくからな。それからこれを着ろ」

真砂 「…」

城太郎「やれやれ、まったく何で…こんな寒い日に海の中になんか入ったんだ?」

真砂 「…」

城太郎「ん、どうした?」

真砂 「あ、いえ。泳ぎには自信があったから…。ずいぶん沖まで泳いで行ってしまって…。それで」

城太郎「そうか。もう無茶するなよ」

真砂 「はい」

******************************

「ヤブノナカ」はそれぞれの物語の語り手のモノローグと、
その語り手の見ている世界を描いた会話劇とで進みます。

第1話は城太郎から見た真砂と武弘、そして彼自身の3人の世界です。

海で真砂に出会った城太郎が抱く感情とは?

城太郎は何故武弘を殺してしまったのか?

そしてこの物語の結末が一体どうなるのか…


次回は第2話「真砂の物語」のシナリオを公開します!

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