特別企画

Twitterキャンペーン

「PEACE MAKER 鐵」の公式TwitterをフォローしてドラマCD「PEACE MAKER鐵」の応援ツイートをすると、
抽選でキャスト直筆寄せ書きサイン色紙が当たる!期間中何度でも参加できるので、お気軽にご参加下さい!

募集期間
2014年11月13日(木)〜 2014年12月31日(水)まで
プレゼント内容
ドラマCD「PEACE MAKER 鐵」参 メインキャスト直筆寄せ書きサイン色紙
当選人数
2名様
参加方法
  1. キャンペーン期間中に、ドラマCD「PEACE MAKER 鐵」公式アカウント(@peacemakercd)をフォローして下さい。
  2. キャンペーン期間中に、ハッシュタグ「#ピスメCD」を入れて、ドラマCD「PEACE MAKER 鐵」に関する内容を呟いて下さい。
  3. キャンペーン期間終了後に抽選を行い、当選者には、Twitterのダイレクトメッセージにてご連絡致します。
  • ※当選者へのご連絡をもって発表とかえさせていただきます。
  • ※ダイレクトメッセージの送信から1週間以内にご連絡いただけない場合は   当選を無効とさせていただきます。
  • ※フォローが解除されていますとダイレクトメッセージが   送れませんのでご注意下さい。
諸注意
  1. Twitterアカウントをお持ちでない方は、Twitterサイトにてアカウントを作成して下さい。
  2. Twitterを非公開設定にしている方はキャンペーン応募の対象外となります。
  3. 賞品の発送先は日本国内となります。キャンペーン応募の対象は日本国内にお住いの方とさせていただきます。
  4. Twitterの利用に関するご質問やお問い合わせ、応募受付の確認、当選・落選についてのご質問にはお答えできません。あらかじめご了承下さい。

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ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』壱 キャストインタビュー

いよいよ7月30日に発売するドラマCD『PEACE MAKER 鐵』壱より、出演キャストコメントが到着しました!!

集合写真 永倉新八役 山口勝平様/島田魁役 岩崎征実様 沖田総司役 斎賀みつき様/山崎烝役 櫻井孝宏様 斉藤一役 松山鷹志様

――収録を終えてのご感想(印象に残ったシーンやセリフなど)をお願いします。
梶裕貴様(市村鉄之助・青年期役/以下、梶):とにかく緊張しました……(笑)長年愛されている人気作品で、キャストは大先輩の役者さんばかり、その上、この人しかいない!と言うほど適役な小林由美子さん演じる、主人公・鉄之助の青年期……。役の重みを感じつつ、作品に敬意を払いながら、精一杯演じさせていただきました。
小林由美子様(市村鉄之助・少年期&田村銀之助役/以下、小林):もう胸が一杯です。新撰組が北上するということは……分かってはいましたがやっぱり切ないですね。でもドラマCDの中では、笑える箇所もちょこちょこあって、収録はとても楽しかったです。
中田譲治様(土方歳三役/以下、中田):行く川の流れは絶えずしてもとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく止まりたるためしなし。あの頃は激動の時代でしたから尚更身につまされます。
斎賀みつき様(沖田総司役/以下、斎賀):鉄クンをはじめ、新撰組の皆にまた会うことが出来てとても嬉しく幸せでございました!
山口勝平様(永倉新八役/以下、山口):今回、左之と平助がいなくってちょっとさみしかったですが、『PEACE MAKER 鐵』再開はとても嬉しい事ですし、またこのメンバーに会えて素直に嬉しいですね。新しいキャストの方と、また新たな『PEACE MAKER 鐵』を作っていきたいですね。
松山鷹志様(斉藤一役/以下、松山):目上の者には敬語。
うえだゆうじ様(市村辰之助役/以下、うえだ様):まだ触れていなかった「鐵」のドラマの領域にいよいよ踏み込みますので、新鮮且つ鮮烈に受け止めております。
櫻井孝宏様(山崎烝役/以下、櫻井):成長した鉄之助が気になります。だいぶ様子が変わりましたね。近づき難い雰囲気でした。
岩崎征実様(島田魁役/以下、岩崎):演じていて、とても楽しかったです。ありがとうございました。登場シーン、気合が入っています。
藤原啓治様(坂本龍馬役/以下、藤原):出演シーンはそれほど多くはなかったものの、印象的な登場シーンでした。途中参加という事もあり、みんなにいじめられるんじゃないかと心配していたんですが優しい人ばかりで安心しました。
――ご自身が演じるキャラクターについて、特徴や印象、魅力などをお教え下さい。
梶:今回のドラマCDは北上篇からのスタートということで、第一声から、本編で言う“死神憑き”の状態の鉄を演じなければならず、正直難しかったです。「深い喪失感や虚無感に支配された表情をしつつ、喋り方や声には本来の鉄らしさが滲み出ている芝居をしてほしい」という演出があったので、単に暗く冷たい、といった印象だけを与えないように……というのを意識しながら演じました。
小林:今回、少年期の鉄之助と新たに田村銀之助という土方さん曰く“鉄そっくり”な少年をやらせていただきました。鉄と違うところは賢い(笑) 。彼の運命を受け入れた明るさと前向きさが最大の魅力だと思っております。
中田:鬼と呼ばれた土方も回想シーンを演じると仲間に囲まれ夢に満ちた明るさもあったんだなと。それに比べると今は守る立場。迷いもあるのかなと。
斎賀:沖田さんは、儚げに見えて実はとても芯の強い人。今回のドラマCDでは、隊の皆といられることが本当に幸せなんだろうなというのが伝わってきました。
山口:山椒は小粒でピリリと辛い。正に新八はそんなキャラクターだと思います。自分の中で前作から、イメージは変わってはいませんが、先に油小路編をやってしまった分、リセットしながら演じていかなければならないので、そこはしっかり演じていきたいと思っています。実は同じ誕生日で、史実の新撰組の中でも一番好きな人物です。
松山:特に変化はない。一、死んだのかなあ……。
うえだ:ストーリーの進行と共に、改めて再確認して参りたいと思います。
櫻井:以前あった心の壁はなくなりました。単独行動が任務の主なので、まとっている空気が冷ややかなのは変わらずです。大人っぽくなりましたね。
岩崎:デカイ!熱い!土方歳三への忠誠心! 自分の信じた道を突き進み、誠を尽くす男だと思います。
藤原:なんといっても私の演じた龍馬の場合は唄ですねぇ。ヘアスタイルがドレッドってのも個性的ですね。でも渋くてカッコイイです。
――『PEACE MAKER 鐵』は北上篇ということで、物語の舞台は北へと移りましたが、旅行に行くとしたら物語のように北(北海道・東北)へ行きますか?それとも南(沖縄など)へ行きますか? それぞれ選んだ理由もお願い致します。
梶:行けるなら、どこへでも!その土地それぞれの魅力を感じられる旅であれば、どこへでも行ってみたいです。
小林:実はまだ、プライベートでは北海道に行ったことがないので、北海道に行って五稜郭を見てみたいです。出来れば桜の季節に。
中田:真夏は北へ、冬は南へですかね(笑)。一番の苦手は湿気です。
斎賀:京都が大好きなので、京都に行きたいです!あれ?北でも南でもない(笑)。ちなみにこないだ行ったのですが、壬生寺にもおまいりしましたよ!
山口:北にも南にも良さはありますからね。どちらに行くかではなく、誰と行くかの方が重要ですね。好きな人と一緒にいければ、どちらでも楽しいと思います。
松山:沖縄、仕事があるなら、今すぐにでも住みたい。
うえだ:なぜここで「旅行」なのか設問の度合にいささか疑問を感じつつも(笑)、とりあえずは「海の向こう」へ。
櫻井:今は南の気分です。あったかい場所でのんびり過ごしたいです。昼間っから酒を飲んでダラダラとか最高ですね。
岩崎:迷わず南!出来ることなら、一年中Tシャツに短パンで過ごしたい!
藤原:間違いなく南へ行きますねー。寒いのが苦手だし、キレイな海でスキューバダイビングがしたいです。
――ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』 壱(7月30日発売)の発売を待つファンへのメッセージをお願い致します。
梶:役の重みを受け止めつつ、精一杯演じさせていただきました。今後の展開も含めて、楽しみにお待ちください。よろしくお願いします。
小林:いよいよ『PEACE MAKER 鐵』、ドラマCDのシリーズが始まります!! 北上編は新撰組にとっては辛い運命が待っていることになりますが、皆様!! どうぞ最後まで見届けてやって下さい!!
中田:近代化への産みの苦しみに日本が覆われていた時代。混沌の中で自らの信念に基づき歩まねばならなかった男達の選択。是非最後まで見届け心に焼き付けて下さいませ。
斎賀:ドラマCDシリーズとして本格的始動!聞いて絶対に損はなし!と思います。ぜひ、楽しみにしていて下さい!
山口:またこのメンバーで、皆さんとピースメーカーでお会いできるのを楽しみにしていました。鳥羽伏見の戦いから始まる戊辰戦争、北上して行く新撰組にはツライことが続きますが、誠の旗の元、幕末と言う時代を熱く駆け抜けた彼らに想いを馳せながら頑張りたいと思っています。
松山:まさかこの日が来るとは思いもしなかったでしょう……私もノーマークでした。楽しみましょう!お互いに!!
うえだ:もすこしお待ちくださいね。
櫻井:いよいよ待望の新章に突入です。心待ちにしていた皆さん、是非聞いて下さい!
岩崎:必ずや素晴らしい作品に仕上がると思います。ご期待ください!
藤原:いやーあのねーこのCDはねー面白いと思うからさーそのまま楽しみにしててほしいんだよねー。
――ありがとうございました!

ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』弐 キャストインタビュー

9月24日に発売するドラマCD『PEACE MAKER 鐵』弐より、出演キャストコメントが到着しました!!

市村鉄之助・青年期役 梶裕貴様 集合写真 市村辰之助役 うえだゆうじ様/沖田総司役 斎賀みつき様 山南敬助 井上倫宏様 藤堂平助役 鳥海浩輔様 山崎烝役 櫻井孝宏様

――印象に残ったシーンやセリフなど、収録を終えてのご感想をお願いします。
梶裕貴様(市村鉄之助・青年期役/以下、梶):今回、僕が演じさせていただいた鉄之助(青年)は、本編にはあまり登場しませんでしたが……番外編で土方さんや沖田さん、局長や烝と賑やかなシーンを演じさせていただきました。ドラマCD壱の時の鉄之助は闇を抱えている状態だったので、こちらで明るく元気いっぱいな姿を見ることが出来て嬉しかったです。
小林由美子様(市村鉄之助・少年期役/以下、小林):もう全てが名シーンですが、やはり最後の「重かったのか……? あんたの刀はそんなに重かったのか……?」の土方さんのしぼり出すようなセリフには心臓を鷲掴みされるような思いがしました。
中田譲治様(土方歳三役/以下、中田):今回は回想シーンが多かったので、局長を始め懐かしいメンバーが出てきて嬉しかったですが、未来が輝いていた頃の話しと今の対比が辛くもありました。それと、山南のエピソードも。
斎賀みつき様(沖田総司役/以下、斎賀):今回はもう何よりも山南さんが……(涙)。このエピソードは以前に「絶対やりたいね」と皆で言ってたりしたのですが、実際、現実になってみると……とにかく切なかったです。
松山鷹志様(斉藤一役/以下、松山):「言い切れますかな。出て行く理由が無いと、言い切れますかな」。誰もがわかっているけど言えない言葉を言っちゃうんだよな、この人。
山南敬助役・井上倫宏さん(以下、井上さん):なんと言っても、沖田君の手に掛かるという山南さんの最期があまりに悲しい、印象に強く残ったシーンです。このシーンも含め、今回は(いつになく)山南さんが大きくクローズアップされていて、いろいろな面を見せていることも印象的です。
山口勝平様(永倉新八役/以下、山口):今回の話は、山南さんに尽きますね。このあたりから新撰組にはツライ展開が始まります。試衛館時代、彼らが夢見ていた未来を想うと切なくなりますね。
鳥海浩輔様(藤堂平助役/以下、鳥海):彼らをまた演じられるのは非常に楽しかったです。何年前の作品だろうと、一瞬で以前の雰囲気になれるのはスゴイな、と思いました。
乃村健次様(原田左之助役/以下、乃村):山南さんが腰の刀を抜き、土方へ斬りかかるシーン。その刀は竹光だったなんて……やはり、土方と山南の絡みは何度聴いても身震いします。
土師孝也様(近藤勇役/以下、土師):久しぶりの収録で自分が一体どんな風に演じていたか忘れていたのですが、小林さんや中田くんのセリフを聴いたら直ぐに甦りました。やはりチームだったんだなと実感しました。
うえだゆうじ様(市村辰之助役/以下、うえだ):こりゃアレだね。銃だね。銃がこのヒトの人生をおかしくすんね。きっと。
櫻井孝宏様(山崎烝役/以下、櫻井):やはり山南敬助に尽きるでしょう。この人物の死が新撰組に落とす影は、色濃く、冷たく、重いものになります。覚悟の上で生きてはいても、実際にそれが起こると心は揺らぎますよね。
立花慎之介様(大和屋鈴役/以下、立花):僕自身、山南敬助が大好きなので、今回のこのストーリーは切なくさびしいものがありますね。大和屋鈴に関しては、まだまだこれからなので、今後に期待です。
――改めて「PEACE MAKER 鐵」という作品の魅力について、お教え下さい。
梶: 途中参加の身で、あまり知ったようなことは言えませんが……「新撰組」という、これまで様々な形で作品にされてきたテーマを、黒乃先生ならではのドラマチックな展開で、笑いあり涙あり、シリアスでありながら心温まる物語として描かれている所なのかなと思います。登場人物が、みんな活き活きとしていて、思わず感情移入しながら読んでしまう魅力がある作品だと思います。
小林:この時代の人たちって男も女も生きることに真っすぐで本当、その生き様に胸が熱くなります。そんな人達を真正面から苦しくても受け止めて描いている、そんな熱さもPEACE MAKER 鐵の魅力だと思っています。
中田:新撰組自体の魅力は元より、キャラデザインや物語が個性的で魅力がありますね。そして、キャスティングもバランスが良く思います。
斎賀:魅力的なストーリー、魅力的なキャラクター。それ以外ありません。それから、支えて下さってる魅力的なファンの皆様も、忘れることはできませんね!
松山:それぞれのキャラクターが、弱い部分を出しちゃってる所。強い人って案外少ないよね。
井上:それぞれの個性的なキャラクターの群像劇。揺れ動く時代の中で愛憎が交錯する、骨太な歴史というバックボーンに裏打ちされた、しかし決して重苦しいものにならない明るさがある作品ですね。
山口:儚さですね。新撰組そのものに刹那を感じます。滅びゆく運命の中で命を燃やして侍であろうとあがく姿に儚さと刹那と、そして強さを感じます。
鳥海:フィクションとノンフィクションの絶妙なバランス。生き生きとしたキャラクター。しっかりとしたストーリー。
乃村:歴史に沿って物語は進んで行きつつも、オリジナリティあふれる所や、人物像の表現が凄い! 分かりやすく、そしてその人物に引き込まれていく。
土師:時代劇の要素の中に現代の感覚が上手く入っている作品で、セリフはあくまでも時代劇です。骨太で柔軟といった世界に日本ならではの情がある所ですね。
うえださん:鉄之助。
櫻井:登場人物のキャラクター化が素敵で感情移入しやすいところ。史実とオリジナル要素のブレンドが絶妙ですよね。
立花:新撰組の歴史を新たな切り口で魅せる作品だと思います。さらに史実のもつ新撰組の良さを合わせもつとても面白い作品です♪
――ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』 弐(9月24日発売)の発売を待つファンへのメッセージをお願い致します。
梶:ドラマCD壱に至るまでのお話です。結末がわかっている中で過去を振り返るのは、少し辛い気持ちもありますが、これも彼らが歩んだ闘いの記録です。どうか一緒に闘って、そして受け止めてあげてください。よろしくお願いします。
小林:歴史上でもコミック上でも名シーンの詰まった巻となっております!! 皆様!! ハンカチをご用意してお待ち下さいませ……!!
中田:懐かしいシーンやらキャラに再会出来ますのでお楽しみに!そして、不気味なあのキャラも!
斎賀:弐です。物語が進み、心にずしっとくるエピソードも増えてきました。が、ぜひ最後の最後まで新撰組の皆の行く末を見届けていただきたいです。ますますの応援、よろしくお願いします!
松山:みなさん、いつもありがとう!! このままアニメ再開まで行けるとイイネ!
井上:山南さんの愛。山南さんの苦悩。山南さんの戦い。そして、山南さんの……。山南さんがいっぱい詰まったCDを、どうぞお楽しみください。(山南贔屓ですみません)
山口:また再びPEACE MAKERで皆さんにお会いできることが、ホントに嬉しいです。僕らの想いを感じてもらえたら幸いです。
鳥海:あらたな展開を見せるPEACE MAKER 鐵をよろしくお願いします!もうしばしお待ち下さいませ。
乃村:久しぶりに皆揃って収録しましたよ!いやぁ~もう何年も経っているのに、ノリが昔と変わらないところが、きっと表現されているはず!期待してお待ち下さいね。
土師:数あるドラマCDの中で、セリフを楽しめる出来になっていると思っています。声優陣が真剣勝負をしていますので、その辺りをお楽しみに。
うえだ:お待ちくだされ。
櫻井:悲しい一編です。彼らの生き様と死に様を噛みしめるように聞いてください。
立花:十年前の作品がパワーアップしてまた皆さんの前に帰ってきました。そんな歴史ある作品に出演させていただけるだけで僕は幸せです。皆さんも楽しみにしていて下さい。

ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』参 キャストインタビュー

11月26日に発売されたドラマCD『PEACE MAKER 鐵』参より、出演キャストコメントが到着しました!!

市村鉄之助・青年期役 梶裕貴様 山崎烝役 櫻井孝宏様 永倉新八役 山口勝平様 藤堂平助役 鳥海浩輔様 集合写真

《その1》
小林由美子さん、中田譲治さん、斎賀みつきさん、うえだゆうじさん、
根谷美智子さん、土師孝也さん、乃村健次さん、立花慎之介さん

——ドラマCD第参巻目となる本日の収録はもちろん、壱~参巻目までの収録を終えての、全体の感想をお聞かせください。
小林由美子さん(市村鉄之助・少年期、田村銀之助役/以下、小林):まずは10年ぶりの『PEACE MAKERシリーズ』ということで、このメンバーに再びあえたことがうれしかったです。こうやってみんなで集まると10年経った感じがしなくて、ついこの間、アニメの収録をしていたかのように、ふとその時代に戻ったような感覚がありました。今回は鉄之助が青年期に入るということで私は少年期の鉄之助と共に新たに田村銀之助という鉄之助にそっくりな少年の役をやらせていただきました。似ているけどきっと根本が違う、銀之助をどう演じるかはやはり悩みました。青年鉄之助との会話のシーンは本当に緊張しました……!
——ファンの方にとっても待望の復活だったと思います。
小林:私も『PEACE MAKERシリーズ』のいちファンなので、ドラマCDが復活するというのを聞いたときは、飛び上がるほどうれしかったです!よ。でも、内容的には新撰組が破滅に向かっていくものなので、気を引き締めて挑まなくてはならないなと……。でも辰兄とのやり取りとかアニメの時のドタバタ感をふと思い出したりするコミカルなシーンも所々あって楽しかったです。あと、成長した鉄之助に会えたのも嬉しかったです。梶君の鉄之助、本当にとっても素敵でした!!
——ドラマCD参巻のお話のなかで、印象的なシーンはどこでしたか?
小林:辰兄と坂本龍馬の絡みです。コメディタッチで笑えるんですけど、深いところはものすごく暗くて。辰兄はこれからどんどん病んでいくんだろうなと思わせつつも、掛けあいは軽くて、すごくテンポがいいのでそのアンバランスさや、いつ闇落ちしてもおかしくないような雰囲気みたいなものが絶妙でした。
——中田さんはいかがですか?
中田譲治さん(土方歳三役/以下、中田):僕も原作が再開すると聞いたときに感動しました。いち読者としては、驚きと喜びがあり、演者としては、ドラマCD再開にあたってはもう10年も経っているので、土方というキャラクターを演じられるのかという不安が大きかったです。ちゃんと演じきれてるといいな!(笑)。収録の感想としては、今はなかなかこういうキャスティングでドラマCDをやることがないので、とにかく楽しかったですね。
——第1シーズンのストーリーについてはどのように思われましたか?
中田:壱巻目からとても重かったので、この先はどうなるんだろうなと僕ももがきながら演じて、弐・参巻目では鉄之助と辰兄、鉄之助と沙夜のやりとりにホッとしながらも、新撰組内部はばたついているので緊張感がありました。その他にも鉄之助が鈴と対峙したところも今回はありましたし、いろいろなドラマを内包しつつ、今回芽を出したものたちが、さらに展開していくのかなと思います。
——ドラマCD参巻のお話のなかで、印象的なシーンはどこでしたか?
中田:冒頭ですね。明里が山南さんの無事を確認するために屯所にやってきて、それに応対した沖田……。彼女がかける言葉があまりにもショッキングでした。土方としては沖田が一番心配ですが、辰兄も大丈夫かなと見守っています。
——斎賀さんはいかがでしたか?
斎賀みつきさん(沖田総司役/以下、斎賀):最初にドラマCDが再開するというお話をいただいたときは、またこのメンバーにあえるんだということと、またこの世界で沖田総司として生きられるんだという喜びがありました。ただ中田さんもおっしゃっていましたが、10年経ったというのはかなり大きくて、あのときの沖田が自分に下りてきてくれるだろうかという心配というか不安みたいなものはありました。実際に収録がはじまってみると、すぐに10年前の感覚を思い出しましたし、現場の雰囲気もあのときと変わらないものだったので、改めてそれだけ印象が強い作品だったんだなと思いました。再開にあたっては黒乃先生にメールをしたんですが、「またみなさんに演じていただけることがうれしいです。よろしくお願いします」というご返信をいただきまして、それもうれしかったです。
——再開したドラマCDのストーリーはいかがでしょうか?
斎賀:池田屋のあとは滅びゆく新撰組を描いていかなくてはならないので、演じている私たちもかなりつらいところがあります。でも、お茶を濁すこともなく徐々に滅んでいく姿をきちんと描いてくださっているので、しっかりと物語を紡いでいかなくてはと思いました。 参巻目にかんしては、弐巻で山南さんがああいう形でいなくなったので大分重い展開になってきていますが、その重たさを理解しつつも自分たちの気持ちを押さえて日常を取り戻そうとしているのがいじらしいですし、切ないなと思いました。それに、ここへきてまた新しい展開が見られましたし……。辰兄は闇に落ちていくようなフラグが立っていますし、大事な人を目の前で殺された鈴も狂気を伴って現れましたし。人が壊れていく怖さ、人の根底にあふれている感情が段々と表面に出てきているなと思います。そんな状況で、それを感じていないわけではないはずの鉄くんが一生懸命、自分は自分であろうとしている姿が胸に刺さりますね。沖田としては、身体はどんどん深刻な状態になっていますが、みんなといる時間を大切にしようとしているので、誰かと一緒にいられることの幸せを感じながら演じていました。
うえだゆうじさん(市村辰之助役/以下、うえだ):みなさんがおっしゃるように、お話全体がド深刻なシーンが多くちりばめられているので、そこと隣り合わせた明るいシーンを演じる際には相当なメンタル力が必要で……(苦笑)。スタジオ中静まり返るくらい深刻な展開の後すぐに僕のシーンに突入しますからね。なかなか大変ですよ、正直(笑)。ただこの先、辰兄も特殊な事になっていくと思うので、ひとまずは鉄之助に対しる異常なまでの兄弟愛を意識しながら演じていければと思っております。
根谷美智子さん(明里役/以下、根谷):私は明里という役が大好きだったので、また演じられるとうかがったときは本当にうれしかったです。でも、ストーリーにかんしてはあまりにもかわいそうで……。山南さんと過ごした幸せな時間が少なかったので、そんな少ないなかでも2人きりの時間が描かれていたことはよかったんですけど、ね。しかも山南さん以外の新撰組の方々と会話をするシーンがほぼなくて、やっと会話をしたと思ったら沖田とのあのシーンでしたし(苦笑)。明里としては悲しいながらも、沖田との会話をきっかけに自分自身、一区切りがついたと思うので、また次の闇へ、という感じなのかなと思います。心して挑ませていただきます。
——土師さん、乃村さん、立花さんは印象に残っているシーンなどございましたか?
土師孝也さん(近藤勇役/以下、土師):明里の悲しみをググッと堪える芝居に、ちょっとグッときましたね。根谷さんの京女としての気丈さが、色気を感じさせます。
乃村健次さん(原田左之助役/以下、乃村):今回は何といっても、沙夜。そして懐かしのサイゾーです。沙夜は相変わらず喋らないな~と思いました。その代わりにサイゾーが喋ろうと……懐かしいシーンがあるかも。
立花慎之介さん(大和屋鈴役/以下、立花):これだけのキャスト陣と一緒にお芝居ができるのはやっぱり楽しいです。そして鈴も前巻よりしゃべりました!!良かった~(笑)。
——他に気になるキャラクターなどはいらっしゃいますか?
土師:自分が演じているキャラクターが、一番なので、気になるキャラクターはいません。土師孝也は、常に自分しか見ておりませんのです(笑)
乃村:3バカは勿論ですが、弟思いの辰之助が気になります。思い込みって、人を動かす力になる気がします。
立花:坂本龍馬ですかね。もともと龍馬の生き様が好きなのでキャラとしても惹かれます。あと名前に「馬」が入っていますし。午年生まれとしては外せません(笑)。
——さて、ここからはガラリとお話が変わりますが、番外編では女性への贈り物がメインのコミカルな物語が描かれています。そこで男性陣のみなさまは、誕生日や記念日にご家族でも構いませんので、女性にどんなものを贈ったことがありますか? また女性陣のみなさまは思い出に残る贈り物についてぜひお聞かせください。
うえだ:毎回、真心を贈っています(笑)。
中田:それが一番だよね!
根谷:でも、真心なんて基本中の基本だよ!!
斎賀:(笑)。ものじゃないとだめみたいですよ。お2人は喜ばれた経験があるプレゼントって何かありますか?
うえだ:相手にとって、そのときに何があると一番便利なのかを考えて贈るので、たぶんどのプレゼントも喜んでくれているのではないかなと思いますけど。
根谷:何が欲しいかを聞く派?
うえだ:聞かずにいろいろ考えて贈る派ですね。贈るものを探すための労力は惜しまずにがんばりますよ。
斎賀:手間も時間もかけて探してくれた贈り物ならうれしいかもしれないですね。確かに真心がこもっています。
うえだ:ね? だから僕は真心を贈ってるんです(笑)。
中田:女性に贈るときって何がいいかな~ってものすごく迷いますよ。自分の趣味を押し付けたからと言って喜んでもらえるものでもないし、かといって何が欲しいかを相手に聞くのは悔しいし。いろいろ想像をめぐらせながら、かつ自分のセンスの範囲内で相手に喜んでもらえる贈り物と考えると、男も結構苦しんでいるんですよ(苦笑)。しかも大体がディナーもセットになるじゃないですか。だからそれも含めて、うえださんがおっしゃっていたように、労力を惜しまずにがんばっています。
——そこまで労力を惜しまずに探した贈り物でしたら、斎賀さんもおっしゃるように女性はうれしいと思いますよ。
中田:ネックレスや洋服、バッグ、その時分に流行っているもの、相手と話していて欲しがっているもの……。これだったら喜んでもらえるだろうなと想像しながら贈りますけど、女性は何をもらったら「うわ~! ありがとう!!」って喜ぶのか知りたいです。
——とのことですが、女性陣のみなさまはいかがですか?
斎賀:まず思い出に残っている贈り物についてなんですけど、18歳か19歳のときに「大人になるんだから、これくらい持っていてもいいんじゃない?」と、母に買ってもらった18金のネックレスです。私はアクセサリー類をあまりつけないので今は身につけていませんが、大事に保管してます。もらったときはうれしかったですし、当時は金なんて高価なものを持つとは想像もしていなかったですし。母が奮発して贈ってくれたんだと思うとうれしかったです。
根谷:男子からプレゼントをもらったことはないの?
斎賀:ないです。
小林:即答でしたね(笑)。
斎賀:だって本当にないもん。女子からはもらうけどね(笑)。
根谷:私はプレゼント自体、あまりもらったことがないですね。もらったときに一瞬「うわ~うれしい!」と思うのはバラの花束ですけど、すぐに「もらったけど、これどうしよう……どうやって持って帰ろうかな」って(苦笑)。だから何をもらったらうれしいかというと……個人的な意見ですけど、一緒に買い物に行くのがうれしいですね。一緒に買い物をしている時間も相手からのプレゼントのひとつですしね。
小林:ここ最近私がもらって嬉しかったのは、チェブラーシカのご当地ストラップです。実はものすごくはまっていまして。旅行先でそこのご当地チェブグッズを見つけては買っているのですが、そのはしゃぎようを見るに見かねた心優しい方々が私がまだ行ったことのない場所に旅行に行ったときにはそこのご当地ストラップをお土産に買ってきてくださったり……(感涙)!!ロシアに行った方が本場のチェブグッズを買ってきてくださったことも……!大はしゃぎでした……!ほかにも、あるお菓子を買ってその応募券を集めて応募するとグッズが抽選でもらえるというのがありまして、芝居の稽古中だったんですけど芝居仲間が近くのコンビニでそのお菓子を買い占めて、応募券集めを手伝ってくれたりと……(感涙!)。そうやって協力してもらっていることもうれしかったです!!
斎賀:つまり小林由美子が喜ぶ贈り物は、チェブラーシカグッズだと。
小林:そうですね(笑)。確実です……!!
——ありがとうございました。では最後に、ドラマCDの発売を待つファンヘのメッセージをお願いします。
小林:今回で第1シーズンがひと段落になります。参巻は本格的に鉄之助が少年期から青年期にバトンタッチする回でもあったり、沙夜ちゃんが登場したり、明里さんも沖田さんもほんと、みんな超切なかったり、今回も聞きどころ満載の巻となっております!!是非私たちと一緒に泣いて笑って楽しんでいただけたらと思います!!
中田:こうやって再始動することができたのは、黒乃先生やスタッフさんの思いと僕たちの願い、そしてみなさんのお声があったからこそです。初期と比べると山南さんのようにストーリー上、いなくなるキャラクターもいますが、また新たに加わったキャラクターもいて、チームがまた違った形で形成されながら物語が描かれています。ぜひ壱巻目から聞いていただいて、「そうだ! 『PEACE MAKER 鐵』はこういうお話だった!」というのを懐かしみつつ、第2シーズンに思いをはせていただければ何よりです。僕たちも今後につながるようみんなで一致団結してがんばります。楽しみにしていてください。
斎賀:みなさまのおかげでドラマCD再始動が実現できたと思います。本当にすてきな作品で、アニメをやったときに「このままで終わりたくない。もっと先をやりたい。できるなら最後までやりたい」とこのメンバーみんなで言っていたことをふと思い出しまして、それが今できていること、できたことがありがたくとても幸せなことだと実感しています。これから先、すごく切ない展開が多くなりますが、彼らの生きた証・生き様としてしっかり見届けてほしいなと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。
うえだ:「参」です。もう「参」なんです。どうぞ宜しくお願い致します。
根谷:参巻目までやってきて、それぞれのキャラクターたちが次の展開に向けて動き出したところです。きっと第2シーズンが待ち遠しくなると思いますよ。引き続き応援していただきつつ、まずは第1シーズンの全3巻をいろいろな気持ちで楽しんで聞いていただきたいなと思います。
土師:今回もお買い上げいただいたら嬉しいです。今後も「近藤勇」をよろしくです!「あきらめましたよ もうあきらめた あきらめられぬと あきらめた」と収録後に何故か?こんな都々逸を思い出した私です(笑)
乃村:ドンドン盛り上がって来てますよ!ただ……今後の新撰組は……あ~何も言うまい!楽しみにお待ちください。
立花:物語もいろいろ動き出しました。大和屋鈴も目的を語り始めて、これからどうなっていくのか楽しみな巻になっています。どうぞ手にとって聴いて下さい。

《その2》
梶 裕貴さん、櫻井孝宏さん

——ドラマCD第参巻目となる本日の収録はもちろん、壱~参巻目までの収録を終えての全体の感想をお聞かせください。
梶裕貴さん(市村鉄之助・青年期/以下、梶):ドラマCDの壱巻目は、原作でいうところの新しいエピソードからのスタートだったので、物語の流れを逆行しているような印象があります。市村鉄之助・青年期を演じるにあたっては、彼の様子が変わってしまった北上編からの役作りだったので、少し難しさを感じました。オーディションの時は、まだ少年期の明るさを持ったままのシーンしかなく、僕のなかで鉄は「明るく元気で活発」というイメージだったので…余計、ああいう状態になってしまった彼を想像して演じるのは難しかったです。それに、以前キャストトークでも言わせていただいたのですが『PEACE MAKERシリーズ』は、僕がまだ養成所に通っていた頃、既にアニメが放送されているような歴史ある作品でしたので、そんな作品にかかわらせていただけることの責任と喜びを感じつつ…大先輩方と一緒にやらせていただくことの緊張感、作品を長く、深く愛していらっしゃるファンの方々のイメージを壊してはならないというプレッシャーなど、様々な思いが混ざり合い、お芝居に取り組む入口としては、かなりのハードルの高さを感じていました。ですが、いざ現場に着てみると他の出演者の方々がみなさん本当に温かく迎えてくださり親切にしてくださったので、僕はとにかく真摯にお芝居をさせていただくだけだなと思い、収録に臨みました。
——10年以上続いている作品に新メンバーとして入るのはかなり緊張しましたか?
梶:緊張しましたね。ただの新キャラクターではなく主人公本人という立場ですが。小林由美子さんの演じる鉄之助のイメージやインパクトというのは、僕のなかでもとても大きいものでしたし、体格が変わって演じ手が変わっても、鉄之助の本質は変わる訳ではありませんし。今までに感じたことのないようなプレッシャーはありました。
——櫻井さんはいかがですか?
櫻井孝宏さん(山崎烝役/以下、櫻井):新撰組に大きな転機が訪れる頃のお話で辛かったです。抗えない運命や歴史の渦のなかに飛び込んでいく正にその岐路にいるので、複雑な気持ちでいました。やはり情が生まれていますね。新撰組のこの先を知ってしまっているからこそ、それを意識せず「今」に集中してお芝居しました。
——約10年ぶりのドラマCDシリーズ再開だったわけですが、最初にその話を聞いたときはいかがでしたか?
櫻井:この10年間、出演したキャスト陣の口から『PEACE MAKERシリーズ』の話題は絶えず出ていたので、みんなの中では過去になっていないんだなと思っていました。僕自身、いつ再始動しても大丈夫なように気持ちを切らさないでいたので、この時を迎えられてうれしかったですね。物語が途中で止まっていて、気持ちが宙ぶらりんのお預け状態でしたから(苦笑)。10年という時を経て、大きな一歩を新たに踏み出せたことは出演者としては本当にうれしいことでした。
——再始動したドラマCDのストーリーはかなり重いですよね。
櫻井:仲間たちがどんどん姿を消していきますからね。新撰組を描いたひとつの物語として『PEACE MAKER』を楽しんでいただくのはもちろんですが、この作品が史実をどういう目で、どういう表現で描いていくのかが大きな楽しみどころだと思います。多少のフィクションはあれど、そこにある結末は事実ですから。彼らは移りゆく時代の狭間で咲いた徒花のような存在です。やがて滅びゆく儚い存在ですが、物語半ばにある今は精いっぱい生きていたいですね。
——10年間、山崎烝というキャラクターを演じるうえで心がけていることやこだわりはありますか?
櫻井:なまりですね。大事なディティールなので、拙いながらも一生懸命、大切に取り組んでいるところです。方言は彼のアイデンティティのひとつですから。彼らしさはそこに表現されていると思っています。
——なまりの指導というのは、最初の役作りの段階であったんですか?
櫻井:指導は特になくて、自分の知り合いに方言指導してもらっています。関西出身の知人からレクチャーを受けて毎回収録に臨んでいるんですよ、実は。もちろん今回もです。でも、どれだけ時間をかけて教えてもらってもやっぱりエセなんですよね(苦笑)。物怖じせずにやっています。
——今回のお話で印象的だったシーンを教えてください。
櫻井:鉄がデカくなりました。寝ても覚めても成長痛ってすごいですよ(笑)。鉄之助の身も心も成長していく様は、烝としても僕個人としても色々な思いで眺めていました。成長した鉄之助は梶くんが担当しているんですが、素晴らしく滑らかな変化でしたね、きれいな声のグラデーションというか、鉄の成長を音ではっきりと感じることが出来て感動しました。
——お話はガラリと変わりますが、番外編では女性への贈り物がメインの物語が描かれています。誕生日や何かの記念日に、ご家族で構いませんので、女性に贈り物をした経験はありますか?
梶:もちろんあります。小学校低学年だったと思うんですけど、母の日にカーネーションを1輪買って、母に贈りました。当時はまだ母の日の本当の意味あいをわかっていなかったと思うんですけど、母に何かをプレゼントする日ということだけはわかっていて。ただお金を持っていなかったので「お菓子を買いに行くから100円ちょうだい」と母にお願いして、おこづかいを貰って買いました。結局は母のお金ではあるんですが、プレゼントしたときに泣いて喜んでくれたのが思い出ですね。女性へのプレゼントというと、それが一番印象的な思い出です。
——大人になってからは何かをプレゼントした思い出はありますか?
梶:この間、妹と2人でご飯を食べに行った時にごちそうしたことですね。それまでわざわざ会う時間を作って何かをするということがなかったので、そこで妹の近況や悩みごとなどをゆっくりと聞きました。妹は9歳下でまだ未成年ですが、成人式を迎えたらそれを記念して、また何かをプレゼントをしたいなと思っています。
——櫻井さんはいかがでしょう?
櫻井:そりゃありますよ、もう十分大人ですから(笑)。誕生日とか母の日とか、所謂記念日にプレゼントを贈るのが当たり前になってますよね。贈り物そのものよりも、そこにある気持ちが大事です。でも、いらない物を貰うのって嫌じゃないですか(笑)。だから僕は何がほしいか予め聞いておいて、それをプレゼントします。情報が古くて、「それはもう欲しくない」と言われることもありますけどね(苦笑)。僕は人に物をあげるのは嫌いではないので。
——共演者の方にプレゼントをすることもありますか?
櫻井:その場合でもやっぱり「何が欲しい?」って聞いちゃいます。特に欲しいものが出てこなければあげません。場合によっては食事券とか。「何をプレゼントしてくれるのかな?」というドキドキ感は薄れてしまうかもしれないけど、それとは違う楽しみが生まれるんじゃないかなと思っています。
——では、これまでプレゼントされてうれしかった物は何でしたか?
櫻井:物ではないのですが、サプライズパーティーをやってもらったのは思い出深いですね。何年振りかに会う友人が集まっての食事会がベースだったんですけど、それが僕の誕生日のタイミングと重なっていて。僕自身まったく予測できないことだったので、「あ、ありがとう……」みたいな淡白な反応しかできませんでした(苦笑)。嬉しさよりびっくりが上回っちゃったので。
——ありがとうございました。では最後に、ドラマCDの発売を待つファンヘのメッセージをお願いします。
梶:オーディションを受けたときに「(オーディションに)合格すれば、全3巻のドラマCDに出演することになります」というお話をうかがっていたのですが、ありがたいことに合格して出演してみれば、あっという間に参巻目まで来てしまいました。しかもご好評いただいて、「全3巻」ではなく、参巻目は第1シーズンという区切りであり、まだドラマCDシリーズが続くことが決まったというお話を聞いて、今ものすごくうれしいです。第参巻では回想として、沙夜とのシーンがありました。本編で、まだ明るかったときの鉄之助を演じたのはそれがはじめてだったので、うれしい反面、こういう時間が失われて、今のあの様子になってしまったんだな……という切なさも強く感じました。 鉄は終始辛い気持ちのシーンが多く、それがいつどんな形で終わりを迎えるのかはわかりませんが、少年期のときのような無邪気な笑顔が登場するシーンを演じられる日が来るまで、きっちり演じ切りたいなと思います。 今後の展開も楽しみにしつつ、応援していただければ何よりです。よろしくお願いいたします。
櫻井:このお話は主人公の成長物語であり、同時に一つの集団が衰退して滅びていく様を見守るような生と死を描いた物語でもあります。悲しい、切ない、苦しいといった負の感情を抱くことになりますが、それはすごく大事な事実ですし、その気持ちを持つことで作品への思いがより強まると思っています。まだまだこれから怒涛の展開が待っています。すべてを見届ける気持ちで、末永く応援していただければと思います。

《その3》
山口勝平さん、鳥海浩輔さん

——ドラマCD第3巻目となる本日の収録でしたが、アフレコの感想や今回のCDの聴きどころ、印象に残ったシーンをお願いします。
山口勝平さん(永倉新八役/以下、山口さん):この作品は、やはりみんなで収録する方が楽しいです。特に三バカはすぐ側に左之と平助の呼吸を感じながら演じるのとそうでないのでは、こんなに違うんだなぁと自分の中で改めて確認。
鳥海浩輔さん(藤堂平助役/以下、鳥海さん):彼らが抱えている闇みたいなものが見え始めましたね。そんな中での楽しいシーンはこちらとしてもホッとします。
——ご自身が演じているキャラクターの他に、気になるキャラクターはいますか? 理由もあわせてお願いします。
山口:幕末という動乱の時代に生きた人達ですからね。全員気になる所ですね。鉄之助が、この時代をこれからどう駆け抜けて、そして伝えていくのか、楽しみにしています。
鳥海:鈴とかは気になりますよね、やっぱり。ヤバそうです。
——ありがとうございました。では最後に、ドラマCDの発売を待つファンヘのメッセージをお願いします。
山口:いつも応援ありがとうございます。今回も楽しんでいただけたら幸いです。是非、感想なんかも聞かせて下さいね。
鳥海:早くも3巻目です!ますます目が離せない展開になってきています。是非、楽しみにお待ちいただければと思います。

ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』四 キャストインタビュー

5月27日に発売されるドラマCD『PEACE MAKER 鐵』四より、出演キャストコメントが到着しました!!

市村鉄之助・青年期役 梶裕貴様 集合写真 三バカ

——印象に残ったシーンやセリフなど、収録を終えてのご感想をお願いします。
梶裕貴様(市村鉄之助・青年期役/以下、梶さん):.鉄之助が、龍馬から「PEACE MAKER」という言葉とその意味を聞くシーンは、原作を読んでいる時から印象深かったので、今回実際に演じてみて感慨深いものがありました。
小林由美子様(田村銀之助&市村鉄之助・少年期役/以下、小林さん):今回はなんと言ってもサラ姉さん、もとい明里姉さんの強さに痺れました。せっかく龍馬という拠り所を見つけたのにまたしても……。それでも最後は鉄之助のことを案じるなんて……。私は明里姉さんにこそ幸せになってもらいたいです……!!
中田譲治様(土方歳三役/以下、中田さん):「今は皆、選択の時なのだ」と言う斉藤の言葉通りに、隊士たちも各々揺れ動く時期の新撰組が切ないなぁと。そして、龍馬たちの国造りへの強い思い。やはり、一つの大きな潮流は必然だったのだなと。
山口勝平様(永倉新八役/以下、山口さん):大政奉還なって、龍馬が倒れ、時代が大きく動き、新撰組にとっても、新八っつあん・左之・平助にとっても本当の幕末がやってくる。もう昔のままでいられない彼らの行く末を想うと胸が痛くなる、新たなプロローグでした。
鳥海浩輔様(藤堂平助役/以下、鳥海さん):平助的には、やはり隊を出ていくシーンでしょうか……。全体でいえば、龍馬さんのシーンですかね。
乃村健次様(原田左之助役/以下、乃村さん):龍馬のセリフで、「ピースメーカー。平和を造る人!」。感動するセリフでした。龍馬の偉業、もっともっと見たかった。
松山鷹志様(斉藤一役/以下、松山さん):大和屋・一室での鈴と斉藤の密会シーン。見える斉藤が、鈴に何を見ようとしているのか? ああ斉藤一。いまだ理解出来ずに演じている。これでいいんだろうか……。
立花慎之介様(大和屋鈴役/以下、立花さん):鈴が裏で伊東と会ったり、坂本を暗殺したりと、色々と物語が動き出した巻です。どんどんシリアスな方向に進んでいくので目が離せません。
藤原啓治様(坂本龍馬役/以下、藤原さん):鉄之助とのシーンですねぇ。普段の龍馬とは違う顔を見せてるんですが、鉄之助への熱い想いが淡々と描かれていてナイスです。
根谷美智子様(サラ役/以下、根谷さん):印象に残るシーンだらけでした。全体に漂う新撰組のあやうさや、龍馬と鉄之助の会話も。ただ、やっと見つけた希望、龍馬との出会いと、あっという間の別れは辛すぎました。鈴め————!!
平川大輔様(伊東甲子太郎役/以下、平川さん):和気あいあいとしながらも、収録になるとピリッと空気が引き締まる素敵な現場でした。やっぱり今回は龍馬暗殺のシーンが印象深いですね。そして、サラが何とも切なく感じました。早く次作の台本が読みたいです!(笑)
——ドラマCD第二シーズンとコミックス最新第8巻(4/14)の発売も決定しました。改めて『PEACE MAKER 鐵』という作品の魅力についてお教えください。
梶さん:沢山登場する個性豊かなキャラクターたち一人一人に、見せ場やドラマがしっかりと描かれている所が大好きです。黒乃先生の作品愛を強く感じます。
小林さん:第8巻!! 待ってましたぁ!! 改めて『PEACE MAKER 鐵』の魅力……、もう何でしょう……。コレ!と一言で表すには言葉が足りず……。気付けば夢中になっていて、何度も読んでもその時の自分の状況によって違う感動があります。月並みですが、『PEACE MAKER 鐵』に出てくる人物の魅力が、作品の魅力だと思っています。
中田さん:市村兄弟視線の物語設定が、新撰組を身近なドラマにしているのかなと。キャラ絵も個性的に好きです。
山口さん:何度も書いちゃってますが、新撰組そのものが滅びの美学を内包してますからね。話変わって、キャラクターデザイン的には勝先生がお気に入りです。何か新八っつあんと通じるモノを感じますネ。
鳥海さん:新撰組という組織がだんだんと崩壊していく中でのそれぞれの成長や友情、生き様といったところでしょうか。あとは、楽しくて、そして泣けるところ。
乃村さん:やはり魅力は、幕末を生き抜いた人達の人生が凝縮されていて、尚且つ視点を独特な所に当てているところですかねぇ〜。感動てんこ盛り!
松山さん:何かのために。誰かのために。自分のために。それらが絡まって動いていく物語。動き、さ迷い、決断する。それぞれに強烈な意志が働いている。巻き込まれていってしまうんだよね。知らないうちに。
立花さん:さまざまな人物がそれぞれの思いを胸に動いていく群像劇なのではと思います。
藤原さん:この時代の実在の人物を題材にした作品は数多くありますが、史実とフィクションのバランスがナイス。黒乃さんの画も大好きなので余計にナイス!
根谷さん:強さとはかなさ。少しの明るさ、少しの幸せなシーンが悲しさを引き立てる……みたいなバランスが好きです。
平川さん:フィクションとノンフィクションをとても巧みに融合させて、素晴らしくドラマチックな展開のストーリーを創っていらっしゃるところではないでしょうか。そして個人的には科白ではなく、画や間で魅せる表現が美しくもどこか哀しかったりで好きです(笑)。
——ドラマCD(5月27日発売)の発売を待つファンヘのメッセージをお願い致します。
梶さん:ドラマCDシリーズは「北上編」から始まりましたが、この第四巻からは、そこに至るまでの話……過去と真実が描かれています。新撰組の面々に何が起きたのか、どんな戦いと向き合っていくのか。ぜひ皆さんの耳で体感してみてください。よろしくお願いします。
小林さん:皆様、お待たせ致しました! ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』四にございます……!! 今回はサラや龍馬を始めとする大人陣の魅力に痺れていただきたいと思います!! お楽しみに!! そしてハンカチをご用意下さい……!!
中田さん:お陰様で二期の発売となりました。原作共々、『PEACE MAKER 鐵』を宜しくお願いします!
山口さん:新撰組が新撰組たらんとして時代に挑む、新たな幕開けを予感させる今回の話。三人組にとっても転機が訪れます。彼らが何を選び、どこへ向かって行くのか? 一緒に予感して下さい。
鳥海さん:どんどん話が動いていきます。目が離せないですよ〜。
乃村さん:今回のドラマCDは、何といっても龍馬さんだと思います。やっぱり龍馬って人に愛されて生きていたに違いないと改めて思うかも!
松山さん:「ワシと世界へ行くぜよ!」「したくてたまらないだけだ」。大局の坂本龍馬に対し、私局?の大和屋鈴。この構図が交わる時のなんとも言えない高揚感! 一緒に体験しましょう。
立花さん:物語は大きく動きはじめ、各キャラクターに深みが増してくる巻となっています。出会いと別れに一喜一憂。
藤原さん:楽しみに待ってて下さる方〜。そのまま楽しみにしてなさーい。
根谷さん:もう誰にも止められない大きな時代の転機を迎えます。それぞれが辛い目にあう、悲しい思いをするとわかっていても、聞かずにはいられませんよ!
平川さん:今回のドラマCDでも、大きな大きな展開があります。キャストの皆様の迫真のお芝居を是非、楽しみにしてお待ちいただけたらと思います。

ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』五キャストインタビュー

7月29日に発売されるドラマCD『PEACE MAKER 鐵』五より、出演キャストコメントが到着しました!!

市村鉄之助・青年期役 梶裕貴様 山崎烝役 櫻井孝宏様 永倉新八役 山口勝平様 藤堂平助役 鳥海浩輔様 集合写真

——印象に残ったシーンやセリフなど、収録を終えてのご感想をお願いします。
梶裕貴様(市村鉄之助・青年期役/以下、梶さん):どのシーンも、これから起こる悲しみの連鎖を考えると胸に刺さるものばかりですが…その中で、冒頭みんなで焼き芋をしているシーンは、微笑ましくて印象に残っています。あんな毎日が続けばいいのに…。
小林由美子様(田村銀之助&市村鉄之助・少年期役/以下、小林さん):とうとう甲子太郎が~!! 個人的には「PEACE MAKER 鐵」の甲子太郎さん、嫌いじゃなかったので、分かっていたとは言えショック…。土方さんのイケズ~~!!でも好き…。
中田譲治様(土方歳三役/以下、中田さん):沖田との束の間の楽しい日常シーン、そして、沖田の身を案じ、近藤さん達に、頼む!と言い残すシーンはやはり辛いなと。そして、原田、永倉、藤堂の仲良しトリオの結末も印象に残りました。
斎賀みつきさん(沖田総司役/以下、斎賀さん):ああもう、何かとうとうこの時が来てしまったのか、という気持ちです。新撰組にとっても、沖田にとっても。とても切ない巻です。
山口勝平様(永倉新八役/以下、山口さん):これからは新撰組にも三バカ達にも、ツライ季節が巡ってきますが、番外編にて、楽しかった頃の彼らや鉄之助と会話できたのがうれしかったですね。
鳥海浩輔様(藤堂平助役/以下、鳥海さん):ますます重い展開となってきましたねぇ。ただただ楽しかった頃を懐かしく思いながらも、こういったストーリーも演りがいがありますね。
乃村健次様(原田左之助役/以下、乃村さん):総司の身体がドンドン悪くなっているのに、鉄の所に向かう為に言う一言、「行かなきゃ…」が堪りませんでした。そのあとの烝の対応も泣けますよ!
櫻井孝宏様(山崎烝役/以下、櫻井さん):死に急ぐ沖田の姿が頭の中に再生されて辛かったです。悲しくて、怖くて、でもどこか冷静な気持ちでした。心を押し殺した山崎の言葉が痛々しくて、印象に残っています。
松山鷹志様(斉藤一役/以下、松山さん):「フフッお戯れを。私はもう~」のセリフ。斉藤が初めて感情を表すのがここ。それが伊東に対する演技によってもたらせられるとはネ…。本当の人間らしさとはなんだろう?
土師孝也様(近藤勇役/以下、土師さん):「おお、総司」というセリフが、どうしても「大掃除」に思えてしまい、笑いそうになっちゃいましたぜ(笑)
平川大輔様(伊東甲子太郎役/以下、平川さん):とあるシーンで、とある方に、「お前ホント気持ち悪いよ~。サブイボでたよ~」と言われてしまいました(苦笑) いや~。役者冥利につきるホメ言葉だと思って受け取らせていただきました(笑)皆様にもゾクッとしていただけたら嬉しいですね。探してみてくださいませ♪
立花慎之介様(大和屋鈴役/以下、立花さん):今回の鈴は裏で暗躍する場面だけでしたが、話の本筋はいろいろな思惑がぶつかり合う非常におもしろいものだったと思います。
——ドラマCD第5巻(7月29日発売)の発売を待つファンヘのメッセージをお願い致します。
梶さん:いよいよドラマも佳境に差し掛かってきました。キャラクターごとに、それぞれ辛い選択が迫られています。鉄之助もまた、新たな壁にぶち当たります。…真実はどこにあるのか?一緒に戦ってください。よろしくお願いします。
小林さん:いよいよ五稜郭の戦いまでやってきてきました!! この先、銀之助として鉄之助についていき、この戦いを見守っていきたいと思います。皆様!!次回の巻もお楽しみに!!
中田さん:史実とは言え、物語は過酷に進みます。それぞれの選択した、選択せざるを得なかった彼等なりの道をしっかり見届けて下さい。
斎賀さん:物語は佳境に向かってますます辛く悲しく切なくなっていきますが、しっかりと聞き届けていただきたいです。
山口さん:それぞれの運命が大きく動き出してきました。彼らの選ぶ道を見守ってあげてください。
鳥海さん:もう五巻ですか……。今回も大切に演じましたので、楽しみに待っていて下さいませ。
乃村さん:新撰組としては、ドンドン追い込まれている状況です。そして平助との別れ…油小路の話がやって来てしまった…もう昔みたいに笑える頃には戻れないんですね……心に突き刺さるかもしれませんよ!
櫻井さん:いよいよ油小路です。重苦しい、不安定な気持ちにさせられる内容です。が、大事な局面です。たくさんの方に聞いていただきたいです。
松山さん:いよいよ佳境に入ってきました。物語も大きく展開して、後戻り出来ない感じを味わって下さい。
土師さん:だんだんと追い詰められ、切羽つまって行く新撰組。さて、これから、どんな展開になりますやら、私自身楽しみであります。
平川さん:お待たせいたしました! 油小路編スタートでございます! そんな中、今回も伊東さんは、独特な雰囲気を醸し出しております(笑)。そんな彼の存在感を、少しでも表現できていたらいいのですが…(苦笑)。とにもかくにも、熱い熱い作品になっていると思いますので、是非聴いて下さいね!!
立花さん:どんどん加速していく物語、それぞれの想いと思惑が交差するストーリーを細部まで楽しんでください。

ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』六キャストインタビュー

9月30日に発売されるドラマCD『PEACE MAKER 鐵』六より、出演キャストコメントが到着しました!!

ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』六 出演キャスト ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』六 出演キャスト

再開しましたドラマCD新シリーズも、今回で最終巻となります。ドラマCD第六巻目となる本作と合わせまして、シリーズ全体の収録を終えてのご感想をお願い致します。
梶裕貴様(市村鉄之助・青年期役/以下、梶さん):数多い作品ファンの皆様が深く愛されており、その上、錚々たる先輩方が出演されている作品ということで、途中から参加させていただく身としては、毎巻毎巻、非常に緊張しながらの収録でした。と同時に、全六巻という長い時間をかけて関わることが出来たので、僕自身、作品やキャラクターに強い愛情がわきました。鉄之助(青年期)を演じることが出来て、本当に幸せでした。
小林由美子様(市村鉄之助・少年期役/以下、小林さん):原作の黒乃先生、スタッフの皆様、そして何より応援して下さっている皆様への12年越しの感謝の気持ちはとてもここだけでは伝え切れません…!!レポート用紙200枚程頂ければ…。収録後、スタッフの皆様、新八っつぁん、左之と飲みに行きました。皆、ずっと『PEACE MAKER』の熱いトークをし、本当に『PEACE MAKER』が好きなんだなと改めて実感しました。
中田譲治様(土方歳三役/以下、中田さん):9年の時を経て、再び『PEACE MAKER』のキャラ達に再会出来るとは感慨深かったですねぇ。北上篇から再開したので、先を考えドキッとしましたが、回想を軸に様々な時期の新撰組や時代を感じ、また違った視線から見つめることが出来ました。
斎賀みつき様(沖田総司役/以下、斎賀さん):あっという間に最終巻、という感じがします。巻が進むにつれて加速していく展開に、切なさで胸がいっぱいになりました。
山口勝平様(永倉新八役/以下、山口さん):TVシリーズから一緒に作り上げてきたメンバーですから、何年経っても『PEACE MAKER』魂は変わりませんね。またの再会を楽しみに、新八っつぁんともしばしのお別れです。また会いましょう。
鳥海浩輔様(藤堂平助役/以下、鳥海さん):また彼らと出会えたよろこびと共に、ちょっぴりノスタルジックな気持ちになりました。
乃村健次様(原田左之助役/以下、乃村さん):久しぶりに左之助を演じることが出来て楽しかったです。確かに今回見せ場みたいな所はなかったかもしれませんが、3バカのノリは全く変わっておらず、ノリノリでやらせて頂きました。
松山鷹志様(斉藤一役/以下、松山さん):今回で最終巻と言う事ですが、終った巻はありません。もう少しすると、またみんなに会えるような気がします。そんな作品だと思っています。
土師孝也様(近藤勇役/以下、土師さん):アニメのシリーズから数えると、12年が経ちました。私の中でも愛着のある近藤勇!またいつの日か、再会できることを願っています。
櫻井孝宏様(山崎烝役/以下、櫻井さん):やっぱり悲しいですね。この辺のくだりは作品上の聞きどころですが、同時に聞きたくないところでもあります。個人的な意見ですが、死の匂いが充満していて息苦しかったです。複雑です…。
うえだゆうじ様(市村辰之助役/以下、うえださん):終わりあってこそですからね。仕方ありません。ただただ、『皆様おつかれさまでした』の言葉のみです。
立花慎之介様(大和屋鈴役/以下、立花さん):新シリーズからこの作品に参加させていただきましたが、毎話毎話非常に濃い内容の物語でとても楽しく演じさせていただけたと思います。
ご自身が演じられたキャラクター以外に、気になるキャラクター、特に印象に残っているキャラクターを、理由と合わせてお願いします。
梶さん:沙夜。青年期の鉄之助とはあまり絡むシーンがなかった分、その瞬間がとても印象的です。難しいことは考えず、彼らが心の底から笑い合える日が来て欲しいなと思います。
小林さん:鉄之助(青年期)です。このCDドラマは六巻通して彼の後悔と懺悔の独白だと思っています。彼の抉るような心の叫びが毎巻聴いてて本当に切なかったです。これもここだけではとても伝え切れません…!!2時間程お時間をいただけたら…!!
中田さん:個人的には、辟易させられた伊東でしょうか。平川さんの怪演もあって鬱陶しかったです(笑)後は、新登場のオトナ鉄之助で梶さんが加わり、新キャストとなった龍馬や、相変わらず薄幸のサラや鈴も異彩を放っていましたね。
斎賀さん:今回は何といっても、永倉さん、原田さん、藤堂さんです。理由は言わずとも皆さんわかって下さるのではないでしょうか。
山口さん:今回は大いなる別れがありましたからねぇ。残念ながら、そこはCDドラマでは語られる事はありませんでしたが。このエピソードで改めて、平助と左之と新八の絆にグッとくるモノを感じました。
鳥海さん:皆ですよ皆!皆すばらしかった!
乃村さん:今回に関しては、斉藤さんですかねぇ。いやぁ~あのセリフ、感動した!「好きにならずとも良い、期待もするな、けれど君の人生は絶えず素晴らしい」泣けました。
松山さん:ないよ。斉藤一でしょ。今回は彼しかないでしょ。あー疲れた。静かに激昂するとか難しいよホント。
土師さん:鉄之助の成長と共に、時代の移り変りがあり、大人になることの悲しさを、強く感じたことが、何度かありました。
櫻井さん:死んでいった人物たちが印象に残っています。どんどん穢れていく感覚です。積み上げるのは大変ですが、崩すのは簡単。複雑です…。
うえださん:うーむ、これはなんとも野暮で無粋な。一役を担うとなったら、演じている期間は他の役が気になる事は無いですねー。
立花さん:大和屋鈴は本当に独特なキャラで演じていて全てが面白かったのですが、やはり鉄之助とのやりとりはどれも印象に残るシーンでした。
ドラマCDシリーズ最終巻となります、第六巻(9月30日発売)の発売を待つファンへのメッセージをお願い致します。
梶さん:ついに最終巻です。正直、辛い話が続く展開ではありますが、この作品の良さが存分に詰まっているエピソードだと思います。是非、最後まで見守ってください。よろしくお願いします。
小林さん:とうとう最終巻です…!!ここまで応援して下さった皆様!!本当に大っ好きだぁー!!一言ではとても言い表わせない程の感謝の気持ちで一杯です。哀しくもじんわりとくる六巻をお届け出来たらと思います。原作はまだ続いております!!何かの形でまた皆様とお会い出来たらイイな…!!これからも『PEACE MAKER 鐵』を何卒宜しくお願い致します!
中田さん:応援して下さる皆さんのおかげで、再開した『PEACE MAKER 鐵』をこうした形でお届け出来て嬉しいです。ようやく蝦夷地まで辿り着きましたが、これからも原作の応援宜しくお願いします!そしてまたいつの日か…。
斎賀さん:シリーズ最終巻ということで、寂しいという気持ちはありますが、皆さんがたくさん聞いて下さることが何よりもありがたいので、ぜひ、手に入れて下さいね。
山口さん:一旦、区切りとなりますが、またいつか!という思いを込めて、まずは最後まで楽しんでいただけたら嬉しいですね。
鳥海さん:一言、楽しんで下さいませ!
乃村さん:いよいよ最終巻!新撰組のみんなはどうなるのか?気になるところですよね~?期待して聴いてみて下さい!そこに答えはあるはず!!
松山さん:最終巻!これで最後!LAST☆CD!どれも作り手の戦略だ。心配するな。
土師さん:これで一応、最後となりますが、作品を愛して下さった皆さんに心より感謝します。そして、いつの日か、お会いできることを楽しみにしています。
櫻井さん:最終巻です。大詰めです。心して聞いて下さい。よろしくお願いします。
うえださん:CDシリーズ、遂(つい)に終(つい)を迎えます。最後までお付き合い頂き、誠に有り難う御座いました。
立花さん:物語が佳境に入り様々なキャラクターが大変な事になってます。ネタバレになるので言えませんが、えらい事になっていきます。お楽しみに~(笑)
ありがとうございました。

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