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オタスケされるのは野島さん&安元さん!『小野坂・小西のO+K 2.5次元アニメーションイベント2015』イベントレポート

小野坂・小西のO+K 2.5次元アニメーションイベント2015
左から、安元洋貴さん、野島裕史さん、小野坂昌也さん、小西克幸さん、遊佐浩二さん

●ゲストをとことんオタスケ!
 イベントがスタートすると、小野坂さんと小西さんが元気よく登場。
1800人もの観客を前にし、「ゲストの力ってすごいですね~」と早速、冗談を言う小野坂さん。
「僕らだけだと、前の辺りしか埋まりませんよね(笑)」と乗っかる小西さんもお馴染みの展開。
かと思えば、最前列に空席を見つけ、「席が空いてるじゃないか小西くん!」(小野坂さん)と突っ込みを入れ、遅れて来た観客に声をかける始末。
観客いじりは留まる事を知らず、「『小野坂・小西のO+K』のファンクラブに入っている人? イベントに来たことがある人? 今、手を上げなかった人は、悪しき人間です!」と小野坂さんのブラックジョークが飛び出す。
毒舌ながらも、なんだかんだでファンとの交流を楽しむ姿に、会場からも笑顔が溢れていた。

 「今日のゲストからオタスケ依頼が来ているのでこの場で解決したいと思います!」と小西さんのアテンドで、お客さんのお悩みが書かれた紙を持って遊佐さんが登場。
「早速このお悩みをオタスケしてください」と遊佐さんから紙が手渡され、オタスケしていくみなさん。
「親が声優やアニメに理解がありません。今日は読モのハイタッチ会と嘘をついてきました。今後どうしたら親も納得してイベントに参加することができますか?」と切実なお悩み。
「声優さんは読モだから! 声優雑誌とか出てるし!」(小野坂さん)、「声優さんは私服の人が多いですからね」(小西)と盛り上がり、3人でハイタッチ。
即席ハイタッチ会になり、結果嘘はついていないということで、無事お悩みが解決!

 ここでいよいよゲストの野島さんと安元さんが登場。
「前フリ長いですよ~」と小言を挟みながらも会場に挨拶をするお二人。
そして生オタスケのコーナー「ゲストをオタスケしよう!」が展開していく。
今回は、野島さんと安元さんのお悩みを3つずつ解決していくことになる。
と思いきや、みなさんのお水が違う配置になっていたようで、交換していくうちに「ウェ~イ!」と乾杯して、なんだか飲み会のような雰囲気に。
「俺の水はよ、よこせや! 干からびるわ!」と小野坂さんからは突っ込みが入る。

 そんなガヤガヤとした楽しい様子に観客も大爆笑のまま、コーナーが進行していく。
「この前、ひどいことになったから気を付けてね……」と遊佐さんからの助言が入ったが、どうなることやら……。
それに対し、オタスケ人の小野坂さんと小西さんは「本気で助けるぞ!」と意気揚々とした様子だ。
まずはじめのオタスケ相手は安元さんから。
最初のお悩みは「肩コリが本当にヒドい」という切実なもの。
早速、小野坂さんが立ち上がると、水を口に含み安元さんの首元に吹きかける! これには安元さんも上着を脱ぎ捨ててしまうのであった。

 2つ目のお悩みの「寝つきの悪さが本当にヒドい」では、「肩とかが凝って、リラックスできないんでしょうね」という小西さんの提案で、マッサージがスタート。
「安元さんは腕の筋肉があるから重いんですよね」と、これまた優しい口調で安元さんの腕を取る小野坂さん。
しかし、ただのマッサージに留まらず、次第にできあがるのはプロレス技のパロスペシャルだ!

 ここでノックアウト寸前であったが、続いてラストのお悩みに。
体のマッサージの後は心のケアと言わんばかりに、「華の無さが本当にヒドい」というお悩みでは、若手声優にも負けないアピールの方法を研究していくことに。
登場から挨拶までの一連の流れをやってみることになったのだが、ふざけながら登場した安元さんに小野坂さんからダメ出しが入る。
「恥ずかしいからって、ぶざけちゃダメ!」と小野坂さん。
熱心なレクチャーで、大御所のような大胆な登場から、ターン、顔キメ、そしてキス顔まで披露し、お悩みが解決されたのだった。

●小野坂さんになりたい野島さん!?

 続く野島さんは一部始終を見て「僕はいいです(笑)」と控えめなコメント。
しかし、「野島さんの1つ目はこちら!」と小西さんに発言をかき消され、オタスケされていく。
「僕は自転車が好きなのですが、先日、逆走自転車に出くわしました……」と、やたらと長い文章がスクリーンに映し出される。
どうやら、ルール違反をしていた逆走自転車に注意したところ、逆に「お前が邪魔だ」と言われてしまったそうだ。

 小野坂さんのような迫力があれば、向こうも謝ったはずだ、ということで、要約すると「どうやったら小野坂さんのような迫力のあるガンを飛ばせますか?」とのお悩み。
「それは悔しいね」と小野坂さんは実践して解決方法を伝授!
だが、「向こうは言葉の暴力をぶつけてきたので、こちらは自転車のホイールを蹴る暴力で返します!」と、なんだか危うい解決方法。
良い子はマネしないように。

 その後のお悩みでも、小野坂さんの独壇場に。
「(要約)多趣味な上に全てを手に入れた世界の王・小野坂さんのようになるにはどうしたら良いですか。もしくは、逆に物欲を抑える事は出来ますか?」というお悩みには、「声優というお仕事はタレントさんだから普通じゃダメなんです! 欲しいときに欲しい物を買いなさい!」(小野坂さん)と偉大なお言葉を披露。

●スタジオ&女子トイレでコサックダンス!?

 次のコーナーは「O+K 2.5次元アドリブ劇場」。
こちらは「いつ」、「誰が」、「どこで」、「何をした」、「締めの台詞」が入ったくじを引き、その内容をそれぞれが考えて、みんなで実践するというもの。
コーナーがスタートすると『小野坂・小西のO+K 2.5次元アニメーション』に登場する「オタスケ基地」を再現したセットが登場。
かなりのクオリティに会場からも感嘆の声が上がる。

 くじを引き、それぞれ設定を考えた結果、謎な設定のコサックダンスを披露することになった面々。
皆が戸惑いを隠せない中、小野坂さんは「オレ以外が」と書いたため、小西さん、遊佐さん、野島さん、安元さんの4人にコサックダンスをさせ続ける。
「まだ締めの台詞早いよ! コサックダンスして!」とジムのトレーナーばりにムチを振る小野坂さんであった。
最後はヘロヘロで次のコーナーへと進んでいく。

 ラストは、会場に集まったファンからのお悩みを解決するコーナー。
「隣の部屋のギターの音がうるさいです。どうすればいいですか?」という安元さんのファンの質問に、「安元くんが彼氏面して注意しに行けば?」と言ってみたり、
「聴かないCDがたくさんあります。どうすれば?」という質問で、「僕らはスタジオでコサックダンスをしながら収録しているんです。この努力を無駄にしないでください!」と説き伏せる小野坂さんの活躍で、多くのファンのお悩みが解決された。

今回も、『小野坂・小西のO+K』ならではのファンとの交流あり、下ネタあり、ハプニングありな、捧腹絶倒のステージが繰り広げられた。
次はどんな展開が待ち受けているのか、期待して待っておこう。