───本日の収録を終えてのご感想をお願いします。
今回の東山は、普段あまり演じる機会のないタイプのキャラクターだったので、苦戦とまでは言いませんが、少しでも違う表現ができるよう心掛けました。
色んなメーカーさんのＣＤに出させていただいておりますが、今回もまた新しい湯町を出せればと思って演じました。出せたかどうかは……お聴きいただいた皆様にご判断をお任せ致します（笑）。

───キャラクターを演じる上で気を付けた部分をお聞かせください。
今まで演じてきたキャラクターは「元気」「年下」「優しい」などが多く、僕は元々地声も高いので、音がなるべく上にいかないよう、落ち着いた雰囲気作りができるように意識しました。
東山は自分を前に出すというよりは、相手の出方をうかがった上で会話を展開していくタイプで、実際、周りからはきっちりかっちりしてると見られています。
しかし、それが本人の悩みでもあって、そういった心情を彼が吐露するシーンもあったりします。
序盤の『できる男』というイメージから、紐解いていくと実は普通の人よりちょっと傷つきやすいかもしれない。そういった繊細な部分を、色濃く出せるようにお芝居させていただいたつもりです。

───ファンの方へのメッセージをお願いします。
お世話になっております、湯町駆です。
先輩方もやられてきたシリーズということで、今回は僕と冬ノ熊肉さんが参加させていただくことになりました。
４本出るということで、キャラクターの違いも楽しんでいただきたいですし、どの湯町がお好きか、是非４本全て聴き比べていただければと思います。
皆様に刺さる湯町がどこかにいるように、今後の３作含めてお届けできればと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。

───本日の収録を終えてのご感想をお願いします。
新境地でございました、本当に。
今、心地良い疲労感の中です。
声のトーンとして若干ロートーン気味なものは演じたことがありましたが、今回のような無精ひげが生えた見た目のキャラクターは初めてでした。
この「Monthly」シリーズは４本連続で出していただくということで、自分が得意な音だけを使うというよりは、なるべくその４本の中で角度の違う音を皆さんのお耳に届けられたらなと思い、全てのシーンに対応できる範囲でギリギリの低さで演じさせて頂きました。

───キャラクターを演じる上で気を付けた部分をお聞かせください。
これまで演じてきたキャラクターは10代後半から30代手前のものが多く、その中で声の高低やキャラクターの違いは色々ありましたが、30代後半という年齢のキャラクターでＣＤ１本まるまる演じるのは初めてでした。
気を付けた点でいうと、自分の喋りやすい間を出さない点です。
収録中にもその点でディレクションいただきましたし、いつもだったら詰めてしまう間を、あえてたっぷり取って次のセリフに行くことで、これまでとはまた違う聞こえ方になったと思います。
これまでの湯町のＣＤを聞いてくださっている方には、新鮮に感じていただけるのではないかと思います。

───ファンの方へのメッセージをお願いします。
ビジュアルが公開されて、湯町がこのキャラクターをやるんだと驚かれた方もいらっしゃるかと思います。
Type-Ａから普段なかなかやらない路線の人物を演じさせていただいたのですが、特に今回のType-Ｂは企画書いただいた段階で最初の大きな山だと思っていたので、今収録を終えて、この山を八合目くらいまでは登り切ったかなという思いです（笑）。
皆様からの感想をいただいてこの山を登りきり、いただいたお言葉を今後に活かさせていただきながら、また次の山を登り始められるのかな…と思っておりますので、是非ご意見ご感想などいただけますと嬉しいです。普段からお世話になっている皆様には特に新鮮だったと思うので、新たな湯町をこの一枚で楽しんでいただければと思います。よろしくお願い致します。

───本日の収録を終えてのご感想をお願いします。
Type-A、Type-Bがどちらも新境地の度合いが強かったので、今回はもうちょっと馴染みがあるタイプだと思っていたんです。
でも、今考えるとType-AやType-Bのほうが今回のType-Oに比べると自分の中に落とし込みやすかったのかもしれないと思っています。
それくらい難しい役でした。
Type-A、Type-Bは新境地ということもあり、声などのベースをきっちり決めて始めたのですが、今回はベースが普段やらせていただくことの多い、元気なキャラクターでありつつも、イラスト的には体がしっかりめで、若干の違いを出していかなければならず、どうしたらいいか収録中ずっと考えていました。
なので、収録中に「いや違う、これだといつもと同じだ」と台詞を自分で言い直す回数が過去のMonthlyシリーズの中では最多でした。
過信していたといっては恥ずかしいのですが、普段と違う球種だけれど、いつもの得意球種と途中までの投球フォームは同じ…といったような微妙な変化の幅で正直苦戦しました。ただその分、先の２キャラクターとは違う挑戦というか、新鮮みがありましたね。
このシリーズは僕の主な武器を振らせてくれなくて。いつも初めて見る武器を手渡される気分です(笑)。ですので、最後の最後まで油断なく臨みたいと思っています。

───キャラクターを演じる上で気を付けた部分をお聞かせください。
やはりどうしても長い尺を一人で喋っていると、流れの中で一番出しやすい表現方法をとってしまいがちなので、普段演じる機会の多いタイプのキャラクターである今回は、いつものフィールドに引き込みすぎないように気をつけました。
それと、ダミーヘッドマイクの前で叫んだのは初めてじゃないかと思います。
今まで演じてきた中でも感情の動きはもちろんありましたが、いわゆる普通の恋愛を扱っている作品で、あれだけ感情を爆発させるというか、上に突き抜けたのは初めてですね。
基本、ダミーヘッドマイクでは大きな声を出さないですから。実際、音が割れてしまって、録り直しをしました（笑）。
あとは、会話形式で進んでいくＣＤですので、色んなシーンのリアクションで、台詞の言い回しなどにリアリティを求めてみました。
今回はシリーズでは初めて「彼」が年下なのですが、フランクな接し方をするタイプの人物です。甘え上手な、タメ口をきいても許される後輩っているじゃないですか。
それを地で行くタイプと読み解き、綺麗に喋るべきところを、あえて普通にお喋りしているかのようにやらせていただきました。
ともすれば聴き取りづらいかもしれないのですが、自分の中で新しい追及をさせていただいたので、そういったところも聴いていただけると嬉しいです。

───ファンの方へのメッセージをお願いします。
湯町駆です。また新たなキャラクターが現れ、シリーズ初の年下ということで毛色の違った展開になっていると思います。
毎回、どんなキャラクターが来るんだろうという楽しみを持って臨んでいるのですが、スタジオにきてスタッフさんと一緒に作り上げていく中で、前作までとの違いを探りながら収録をさせていただきました。
本数が増えていくほどに、喉はひとつなのでだんだんと難しくなっていくのですが、最後まで楽しんでいただければと思います。

───本日の収録を終えてのご感想をお願いします。
まずはこのシリーズを通しての感想ですが、遂に終わったなーと。
今回のType-ABについては、自分で言うのもおかしな話ですが、おそらく一定数の需要があったキャラクターなのではないかと思います。
そういうシーンがきたときに、どう突き詰めていくかがすごく大変でした。
過剰にしすぎてもいけないし、声を潜めると音だけでは自分が思ってる以上に伝わらないような気がしたので、過剰にするところは過剰に、抑えるところは抑えて、普段以上にメリハリを意識しながら演じました。
感情表現がType-Oとはまた違った所でわかりやすくはあったんですが、感情の振り方的にはまた違ったところが出せたのではないかなと思います。

───キャラクターを演じる上で気を付けた部分をお聞かせください。
周囲との不協和音を生まないために誰にでも平等に接する彼ですが、そんな誰にでも平等に接することができる人が唯一、一歩踏み込みたくなる人……それが聞き手である“あなた”です。
彼が本当はどう考えているのか、台本をいただいた直後はわからない部分もあったんですよね。
何度も読み返して自分の中で落としどころを見つけた上で、現場でも色々相談させていただき、作品が出来上がりました。
色々とお話ししたいんですが、全てネタバレになってしまうので（笑）、どういう形で二人の恋愛模様が帰結するのか、見守っていただけるように演じたつもりです。

───ファンの方へのメッセージをお願いします。
ついにMonthlyシリーズ最後の一本となりました。
僕に対して今回のようなキャラクターの需要が一定数あると伺っておりますので、大変恥ずかしいですが、ここは敢えて「お待たせ致しました」と言っておきますね（笑）
同時に展開しているドラマCD「Monthly冬ノ熊肉」も含め今回で完結となりますが、この４本で初めて出会ったタイプの自分の声やキャラクターたちも引き連れて、今後もまた色んな作品で皆さまのお耳に寄り添えたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。楽しい４本でした。

───本日の収録を終えてのご感想をお願いします。
「名は体を表す」なんて言葉がありますが、こんな形で名前を反映していただけてありがたいです。湯町と名乗ってよかったなと改めて思いました（笑）
僕自身お風呂が大好きなのですが、これが皆さんの元に届くのは冬ということで、ちょうど長風呂したくなる季節ですね。
連動特典のお話をいただいた時に「お風呂って入ると気持ちいいですけど、入るまでの準備段階ってすごく腰が重くなりますよね」みたいな話をさせていただいたりしたのですが、そういった要素も散りばめていただきました。
このシリーズ通して、少しでもあなたの癒しのお手伝いが出来ていたら幸いです。
今後もあなたのお耳の入浴剤になれたらいいなぁ…なんて生意気なことを思いつつ、これからも頑張っていきます。改めて、ありがとうございました。

───本日の収録を終えてのご感想をお願いします。
どうも、くーちゃん役の湯町駆です。最初に台本いただいた時に、「なんだこれは！」と思いました（笑）
台本の１ページ目に私の演じるキャラクターの特徴を箇条書きにしてあったのですが、名前は「くーちゃん」なのに「可愛い見た目に反して激しめ」と書いてありまして。
どう攻めていこうかなと思いましたが、連動特典まで聞いてくださる方は、僕と冬ノ熊肉のことを普段から応援してくださっている方だと全幅の信頼をおいた上で、普段はダミーヘッドマイクの前では出さないような声を出しました。
本当に、これがアリなのかナシなのかは、皆様それぞれに感想があるとは思いますが、新しい湯町駆をお届けできたのではないかと思います（笑）
ちょっと笑っちゃうかもしれませんが、大真面目にやっています。くーちゃんはあなたのことが大好きなので、是非くーちゃんの愛を受け止めてあげてください。もし家にくまのぬいぐるみがある方は、ぜひくーちゃんと呼んであげてください。
今夜あたり、動きだすかもしれませんよ…