月刊「Gファンタジー」誌で連載中の、真柴 真先生原作、
百人一首の歌人たちが和歌で戦う新感覚平安ファンタジー「詠う!平安京」。

和歌オタクの祖母を持つ、気弱な中学生・藤原定家。彼は修学旅行先で平安時代にタイムスリップしてしまう。

そこで出会ったのは、在原業平や小野小町といった百人一首で有名な歌人たち。

空から降ってきた定家を天女と勘違いした彼らは、定家を賭け、和歌勝負を始めてしまう――。

藤原定家 ひょんなことから平安時代にタイムスリップしてしまった内気な少年。
在原業平 恋多き美男子。定家を天女だと思い込んで求婚し、自分の屋敷に住まわせている。
僧正遍昭 “僧正”という高い位の僧侶で、穏やかな性格。出家前は、業平の上司だった。
小野小町 絶世の美女として有名で、和歌も超一流。プライドが高く、業平とは仲が悪い。
紀貫之 優良な和歌を探し集めている“和歌編纂衆”。紀友則とはいとこ同士。
紀友則 優良な和歌を探し集めている“和歌編纂衆”。紀貫之とはいとこ同士。
春道列樹
 

ドラマCD「詠う!平安京」

ドラマCD「詠う!平安京」

FFCC-0030
定価:本体3,000円+税

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FW通信販売

ドラマCD「詠う!平安京」

発売日
2014/7/30
出演
藤原定家:岡本信彦
在原業平:小野友樹
僧正遍昭:野島裕史
小野小町:能登麻美子&平川大輔
紀貫之 :水島大宙
紀友則 :髙坂篤志
春道列樹:近藤孝行

☆ジャケットイラストは、原作者、真柴 真先生描き下ろし!!


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漫画「詠う!平安京」

平安貴族は、和歌(うた)で戦い和歌で落とす!

中学生・定家は修学旅行で訪れた京都で、平安時代へとタイムスリップしてしまう。

そこで出逢ったのは、平安最強のプレイボーイ・在原業平だった…!?

「鳥籠学校」の真柴真最新作は、百人一首の歌人たちが、和歌で戦う平安ファンタジー!

発売日:2012年10月27日


 
 

キャストインタビュー

――収録お疲れ様でした!!まずは収録のご感想を教えてください。

岡本信彦さん :
音がつくというのがいいところなのですが、バトルのところはすごく綺麗でした。
現場ではラップバトルみたいだねという話で盛り上がったのですが、
本当に日本の良い文化だなと思いました。
小野友樹さん :
是非また収録させて頂きたい!!素敵な作品です。
歌人を学び、和歌を学び。しかもそれが楽しいという・・・!
皆さんにも楽しんで頂けると幸いです。
野島裕史さん :
仲が良くて盛り上がれるキャストだったのでワイワイと楽しく収録に臨みました。
みんなで飲みに行きたいくらいです(笑)。
収録中も、あるシーンで笑いを堪えるのが大変で汗をかきましたよ!
能登麻美子さん:
華麗なる男性人のお芝居は、艶っぽかったり、凛々しかったり、憂いがあったり、謎めいていたり、
台詞の掛け合いがとても素敵でした!!
平川大輔さん :
小町(女)を演じていらっしゃる能登さんが、後から喋る僕のことを
すごく考えて演じて下さっている優しいお気持ちがひしひしと伝わってきて、ありがたくも、
あたたかい気持ちになる収録でした。
そして、キャストの皆さんから飛び出してくる科白の数々が本当に面白くて、
あっという間に感じる収録でした。
すごく楽しかったです。
水島大宙さん :
とても楽しかったです。
全員で作品の雰囲気に乗っかって、時に艶やかに、時にダイナミックに 演じていたような気がします。
また、演じさせて頂く機会がある事を楽しみにしています!!
髙坂篤志さん :
和歌の読み合わせが、まるでどこかの天下一を決める武闘会のよう!
そして、貫之と友則は試合の審判!熱い展開、いいっすね!
現場で、舞台やミュージカルにしても面白そう!と盛り上がってました。
「詠う!平安京ミュージカル」略して…「!ミュ」。どうですか?
願わくば、原作4巻のドラマCD化もお願いしまーす。
近藤孝行さん :
紅一点、能登さんをのぞいて全員が男だったので、ワイワイ楽しかったですね。
専門用語に悪戦苦闘しましたが、他の方はセルフ量も多くて
それは大変だったのではないでしょうか(笑)
個人的には「しがらみ」をずっと「白髪」と読んでしまってました。

――演じられたキャラクターについてお伺いいたします。
ご担当頂きましたキャラクターを演じられてのご感想、作品についてのご感想などをお聞かせください。

岡本信彦さん :
とても可愛いキャラクターで中世的だった分、かなり焦りました。
自分の中の出来うるかぎりの力を使ってイメージに近づけようとしました。
本編はギャクテイストの話で、楽しく和歌やキャラクターをおぼえられるので。
学生時代に聴きたかったです。
小野友樹さん :
んもう、ただただ楽しい収録でした。
学生時代に結構真剣に百人一首を覚えていた事もあって、個人的にもとても嬉しかったです。
ハイライトは「天女~ッ!!」に尽きますね。
業平、最高に楽しかったです。
野島裕史さん :
まず作品の世界観に惹かれました。詠って戦うシステムがとても面白いです。
見事な和ファンタジー。格好良さとギャグのバランスが楽しかったです。
僕が演じさせて頂いた僧正遍照は穏やかな役でしたが、僕も激しい性格ではないので、
とても演じやすかったです。 是非まだ演じたいキャラクターです。
能登麻美子さん:
和歌の美しさをこの作品を通して教えて頂きました。
和歌に込められた意味、想いが分かり易く、豊かに物語の中に立ち上げられていて、
和歌の魅力を沢山知ることが出来ました。興味も湧きました。
和歌に込められた歌人達の想いをもっと味わってみたくなりました。
“小野小町”は演じていて面白い役柄でした。
原作で描かれている続きも是非演じてみたい気持ちになりました。
平川大輔さん :
男の僕が“小野小町”を演らせていただけるということにまずビックリしたのですが、
台本や原作を読ませていただき、
「なるほど、こういうことか!!」と(笑)。
自分の中では、ある程度、段階を分けて演らせていただいたつもりなのですが、
聴いて下さる皆様のお耳には、どの様に届いているでしょうか…。
自分的には、本っ当~に楽しく演らせていただきました。
また続きが出来たらいいなぁ~♪と思っています。
水島大宙さん :
貫之を演じさせて頂きまして、原作のキレイなキャラクターよりも面白さ重視だったかなと…(笑)
髙坂君と一緒に出来て楽しかったです。
というか、彼に引っぱってもらいました。
2人の賑やかしが作品のワンポイントになっていれば嬉しいです。
髙坂篤志さん :
監督さんから「イケメンは他にまかせて、貫之と友則はコミカルに」とのご指示でしたので、
好き勝手させていただき、とても楽しかったです。
貫之役の大宙さんとお互いに乗っかっていく感覚にワクワクしました。
近藤孝行さん :
和歌で戦うということで、そうか!その手があったのかと(笑)
そんな中、初戦をつとめさせていただきました。光栄です。
歴史モノ、特に平安時代(?)の辺りは大好きなので、
今回そんな世界観に入り込むことが出来て嬉しかったです。
列樹さん…いい人でした(笑)

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ドラマCD「詠う!平安京」シナリオ第1回

○小倉山荘跡地

袿袴(うちきはかま)に羽衣を纏ったまま、跡地の中に走ってくる定家。

定家

「はぁ、はぁ……あ、あれ? 僕、どこに来ちゃったんだ?」

周囲を見回し、立看板の存在に気付く。

定家

「あ、看板がある。えーと、時雨亭。藤原定家、百人一首撰定の遺蹟……? はぁ、はぁ。僕のバカ。
よりによって、なぜココに逃げてきちゃうんだよー」

そっと立看板に手を延ばす。

定家

「この人のせいで、僕の名前まで定家にされちゃって。変な名前ってからかわれて。
……こんな女の人用のひらひら着物まで着せられちゃうし。はあ、あれ? 和歌が書いてある。
これが、藤原定家さんが詠んだ歌なのかな? えーと……」

と、定家の中に歌が流れ込んでくる。

定家

「な、なに!? 立て看板触ったら……な、何かが流れ込んでくる!?」

自然と歌を読む定家。

定家

「(詠む)来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩の 身もこがれつつ」

一気に衝撃を受ける定家。自分の身体の中に、歌が流れ込み、意識が遠くなっていく。

ゆっくりと定家の体が、現代から消えていく。


○タイトルコール

定家
「ドラマCD 詠う! 平安京」

シナリオ:白瀧由裕

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

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ドラマCD「詠う!平安京」シナリオ第2回

業平
「用意はいいかな列樹君」
列樹
「もちろんです」
業平
「ならば……。俺の和歌に酔いしれろ。情熱の宴に迷い込め!」
列樹
「あなたと番えたい、曲無き調べ!」
業平

「口ずさめ、心の和歌を!」

お互い、扇子を広げて対峙する。

業平・列樹

「勝負! 歌合わせの開演だ!!」

列樹、一歩踏み出し、呼吸を調える。

遍昭

「列樹殿が先に詠まれるようですね」

気を落ち着けて、列樹、和歌を詠み始める。

列樹

「山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみじなりけり」

ゆっくりと紅葉が舞い、川の中に落ちていく。
そして、柵を作っていく。

定家

「え? え? ただの川に、紅葉の柵が作られていく。
まるで紅葉が列樹さんの和歌にあわせて踊るように……」

もう一度列樹が歌い、状況変化の中、おごそかに友則が歌の解説を行う。

列樹
「山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみじなりけり」
友則

「和歌の解説をしよう! (解説)山川に作った流れ止めの柵はなんだと思う?
  それはね美しい紅葉。きまぐれな風が運んだ紅葉が、流れ留まり、紅の柵(しがらみ)を作っていたのさ」

歌の意味を聞いて、納得の定家。

定家
「それで紅葉の柵ができていったのか……。列樹さんが歌うだけで……」
遍昭

「風が紅葉の柵を作ったとは、面白い着想ですね」

業平、それを受けて紅葉を手にとる。

業平

「紅葉……か。ならば、俺も『秋』で番えよう」

業平、定家を見て、軽くウィンク。

業平
「天女の降臨にふさわしい、美しい和歌を!」

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

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ドラマCD「詠う!平安京」シナリオ第3回

定家
「(気付く)はっ!」
遍昭
「どうされました天女様?」
定家

「う、うん……。(呟く)そうか。この和歌は……。業平さんが、高子さんに贈った和歌。
業平さんは本気で彼女を愛していたんだ。きっと四句目の『韓紅』は……業平さんの燃やした愛」

その想いを感じ入った定家は目を閉じる。

定家

「なんて、鮮やかで美しい……」

そして、ゆっくりと、業平の和歌を詠む。

定家

「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 かれくれなゐに 水くくるとは」

川が炎を起こし、紅葉の柵を燃やしていく。

業平
「おおう!? 俺の韓紅の川が、炎に変わった!」
列樹

「あなや! 私の柵が燃やされていく!」

ハッと我に返る定家。

定家
「……え? 僕、いま、何をしたんだ?」
列樹
「す、すごい! これが天女の成せる業(わざ)なのか!」
業平
「俺が込めた情念を読み解き、和歌に読み込むとは!」
定家
「ぼ、僕は業平さんの和歌に感銘しただけで。何かしようなんてちっとも……」
貫之
「それこそが判詞であり、勝者の証!」
定家
「は、はんじ?」
友則
「勝ち負けを分ける理由だよ。天女が、感銘を受けたか、否か。ふむ、勝敗は決まったようだね」
貫之
「では……。(宣言)天女は、業平殿の和歌を選ばれた。よって、業平殿の勝ちとする」
列樹
「くう……」
業平

「(勝ち誇る)ふふんっ」

遍昭、改めて天女の力に驚きつつ、情景を見つめる。

遍昭
「ふう……それにしても、和歌に勝算を込め、言葉に更なる力を与えるとは。これを、言祝ぎの天女、とでも言うのでしょうか」

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

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ドラマCD「詠う!平安京」シナリオ第4回

小町・女

「お待ちなさい」

二人の会話を聞いた小町、手を延ばして定家の腕を掴む。

定家
「え? あの……こ、小町さん? 手を、掴まれると……僕」
小町・女

「やはり、あなたが噂の天女……」

案外、強い力で牛車の中に引き込まれる定家。

定家
「うわ!? こ、小町さん! あの……あの!」
業平
「こらぁ! 小町! 天女を牛車に引き込んで、どうするつもりだ!」
小町・男
「天女は私の下に舞い降りたから私のもの。私が救ったから、私のもの。私が拾ったから、私のもの。
天女はもう……私のもの。そうでしょう?」
業平
「なっ!?」
定家
「小町さん!? な、なんだ……さっきと、雰囲気が違う……?」
業平
「悪ふざけは好かん! 天女を離せ!」
小町・男
「うふふ……。天女……あなたは、逃げられない。
(囁く)何故って? あなたが秘密を持っているから。私には見えるから……」
定家
「え? ど……どういうことです……?」
小町・男
「(囁く)あなたは……男ね? 私には何も隠せない」
定家
「な……あ……あ……ば……れた」
小町・男

「(囁く)もし皆に知れれば、どんな事態になるかしら?」

小町、全員に聞こえるように定家に言う。

小町・女
「さあ、私の館へ行きましょう」
業平
「だめだ! 天女は俺の屋敷に戻るんだ!」
小町・女
「ふふ……。天女が、どちらを選ぶか、お聞きなさい」
業平
「天女! 俺の所だよな!?」
定家
「(呟く)な、業平さんを選んだら、絶対にばらされる。そ、そうしたら終わりだ……。ど、どうしたら……」
業平
「何を悩むことがある!」
貫之
「修羅場来たー! 争い解決、歌合わせ!」
友則
「天女をかけて、歌合わせ♪」

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

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