メタトロン
「ほらタマ子さーん猫じゃらしですよー」

ベルフェゴール
「…猫カフェ…」

ベルゼブブ 「オレもこっちの方が好き」

べルフェゴール 「甲斐性なしめ…ていうかベルゼブブ、あんたはまた何食ってんの?」

ベルゼブブ 「お茶漬け、猫まんま風。煮干しも食べる?」

べルフェゴール 「わざわざ外食するメニューか!」

ベルゼブブ 「お安いよ?」

マモン 「いや、やっぱり猫の分上乗せされてるな」

ベルフェゴール 「くそっ、どうしてこんなことに…」

マモン 「いや、ある意味今のこいつは堕落しまくってるんじゃないか?」

メタトロン 「ジャ、ジャーキーですか? これ結構高い…ああっ一口で食べちゃった! えっそんな、ジャーキーを食べたら私は用済みですか! 待って、待ってタマ子さーん!」

店員 「お客様、タマ子はこちらのマグロ風味カリカリしらす干しセットなど非常に食いつきがよろしいですが、いかがですか」

メタトロン 「えっ…じゃ、じゃあそれください!」

店員 「お買い上げありがとうございまーす!」

ベルゼブブ 「完全に魂がカミサマのみもとを離れてるね」

マモン 「今ならカミサマに仕えるってことも忘れてると思うぞ」

ベルフェゴール 「天使ってそんなのでいいのか? 猫ごときに骨抜きにされて!…っと…(スマホをいじる)」

ベルゼブブ 「何?」

べルフェゴール 「堕落度計測アプリ」

マモン 「それ、人間用じゃないのか?」

ベルフェゴール 「先月のアップデートで天使にも対応したって」

ベルゼブブ 「最近はいろいろハイテクだねー」

ベルフェゴール 「スマホは備品だよ、使い方を覚えてないの?」

マモン 「で、どんなもんだ」

ベルフェゴール 「…堕落度、約30パーセント」

ベルゼブブ 「意外と伸びてなかった?」

マモン 「猫1匹で30パーセントも堕落したって見方もできる」

店員 「お客様、お時間です。当店は90分入れ替え制となっています」

ベルゼブブ 「うわ、シビアだねー」

マモン 「にゃんこが疲れるからな。ここ、人気店だし」

ベルフェゴール 「下手な人間より大事にされている!」

メタトロン 「あああ、タマ子さんー! 名残惜しい…今度はいつ会ってくれますか! 必ず! また必ず来ますから!」

店員 「またのご利用お待ちしてまーす!」

ベルゼブブ 「30パーセントであれだけはっちゃけられるっていうのもちょっと羨ましいよねー」

マモン 「安上がりだな」

ベルフェゴール 「30パーセントじゃ話にならない! 次だ次」

ベルゼブブ 「次って?」

ベルフェゴール 「堕落と言えば、飲む・打つ・買う! 打つ奴だな! マモン、あんたの管轄だろ」

マモン 「あ? 俺? …あー、投資信託で何か?」

ベルフェゴール 「お馬さんでも銀色の玉でもデイトレードでもFXでも何でもいい」

マモン 「FXって無茶ブリにもほどがあるだろ。どんなオフ会なんだよ」

ベルフェゴール 「そうだ、あいつもマクシィに登録していたな。(スマホを操作)他にどんな
コミュニティに入っているかで趣味がわかるはず」

ベルゼブブ 「本人そこにいるんだし、面と向かって聞いた方が早くない? メタトロンー」

メタトロン 「何ですか?」

ベルゼブブ 「休みの日とか普段何してるの?」

メタトロン 「私? 私の趣味はですね…」