ドラマCD「コヨーテ」 収録後インタビュー

写真左よりマレーネ 役 興津 和幸 さん、コヨーテ 役 小野 友樹 さん

お疲れ様でした!早速ですが、収録を終えてのご感想をお教えください。

小野:原作を読ませていただいたときに、タッチの雰囲気と作品の内容に、ただならぬものを感じたので、率直に『これは頑張らないと…!』と思いました。僕としては珍しい受側だったんですが、お相手が興津さんと伺っていたので収録を楽しみにしておりました! 結構ボリュームがあったと思うのですが、収録自体は終えてみればあっという間でした。

興津:もう、原作のカッコイイ雰囲気がもの凄くて!この世界観を崩さないように『頑張って演じるぞー!』と思いました。収録中はふざける隙がなく、全くふざけないでいたら「もう少しふざけてください」と言われるシーンもあり(笑)、バランスを探りながら演じていくのがとても楽しかったです。久しぶりに小野友樹さんとご一緒できるということで嬉しかったです!

演じたキャラクターと相手のキャラクターの印象をお教えください。

小野:コヨーテ君は最初の登場や見た目の印象は、ジャックナイフのような子だなと思いましたが、演じていくにつれて、意外と揺れ動いたり純粋だったりと可愛らしいところも多々あったので感情移入しやすいキャラクターでした。

マレーネは…、本名ヨシュ!

興津:マレーネで良いですよ(笑)

小野:マレーネは出来すぎたぐらいカッコイイなと思いながら収録しました。ピアノが得意なのもずるい!興津さんが音響監督さんに、「華のある演技を」と指示をされて、一輪挿した演技の華やかさの雰囲気がまさにマレーネでした!『二輪じゃなくて、一輪なんだな(笑)!』というところが素敵だなと思いました。

興津:一輪とか二輪とか…、そういうセリフがありましたね(笑)。そういうことじゃなくて!華を添えただけですよ!

小野:添えただけで、挿したわけじゃない(笑)!そういうわけで楽しく演じさせていただきました!

興津:おーい(笑)!

一同:(笑)

興津:マレーネは芸術家だなと感じました。ときには人生を楽しんでいるような雰囲気を感じるんですが、でも彼には秘められた裏の顔があるということで…、そのへんも比較して楽しんでいただけるキャラクターなのではないかと思います。

お相手のコヨーテ君はよく発情しているなと思いました!以上です(笑)!

演じられていて特に印象に残ったセリフやシーンがありましたらお教えください。

興津:発情期のコヨーテ君が部屋にこもって我慢しているシーンが印象に残りました!

小野:僕はその直後のシーンです!窓のところにいるコヨーテが印象に残っています! 音声化はされていないんですが、『おまえ、おるんかーい!(笑)』って!こういう感じで…(漫画のシーンを再現しながら)

一同:(笑)

興津:そうそう、月夜に窓の外で苦悶の表情でね(笑)!

小野:苦悶の表情で、窓の外かーい(笑)!しかも、アップより遠目のカットのほうが好きです。そりゃ、マレーネはびっくりするよってなりました(笑)

興津:風呂上りにくつろいでたら、彼が窓の外にいたのは印象的ですよね(笑)。

一同:(笑)

今作の聴きどころをお教えください。

小野:このシーンです!でも、音声にはなってないけど、聴いてほしい…(笑)!
これは興津さん演じるマレーネ、本名ヨシュのリアクションで感じとっていただきたいです!

一同:(笑)

興津:全編聴きどころしかないです!そして、可愛い小野友樹さんのお芝居が聴けます!貴重だと僕は思います(笑)

ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

小野:可愛い僕が聴けるらしいということで(笑)。僕としては精一杯演じさせていただいたので、楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。そして、ストーリーが始まったばかりなので、ぜひ2、3と演じられる機会があるといいなと思っております!原作とCDあわせて楽しんでいただければと思います。

興津:ドラマCDは、ここから始まったばかりです。
このCDを聴いて、ぜひとも想像力を膨らませて、コミックス2巻も連載も楽しんでいただければと思います!

ありがとうございました!