「甘利先生の華麗なセミナー」ドラマCD特設サイト


ドラマCD「甘利先生の華麗なセミナー」

<CAST>
甘利修司:森田順平
蛯名真人:石田 彰
高根秀作:中村悠一
中虫壁 一:藤原啓治
真宮雄介:浪川大輔
及川成瀬:鈴木裕斗
石川 治:山口智大

<予約先着特典>
メインキャスト勢揃いで暴走しまくりの
爆笑テーマトークCD(収録時間:約30分)

※特典は無くなり次第、
終了とさせて頂きます。予めご了承下さい。

<初回特典>
ボーナストラック収録

定価\3,150 SPRM-0001

発売元:フロンティアワークス
販売元:オデッサプロジェクト

©ねこ田米蔵

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アニメイトTV

フロンティアワークス

Illustration: ねこ田米蔵

©ねこ田米蔵

 

09.11.19 アニメイトTVにてドラマCD試聴スタート☆
09.11.04 ドラマCDのシナリオを一部公開!
09.10.06 ドラマCD特設ページOPEN!

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「甘利婚活支援セミナー」女性恐怖症・女性対面恐怖症の男性のための自己啓発セミナー。
いろんな悩みを持った男性が、救いを求めてセミナーに参加するが……。
個性豊かな人間がそろっているセミナーに、これまた個性的な患者が
やってくる!!
一癖も二癖もある迷える子羊たちを、甘利は無事導くことができるのか……??

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甘利修司(CV:森田順平)
カウンセラー/40歳
物腰が柔らかく、飄々としてどこか捉えどころのない性格。
セミナーの講師で本職は心理分析カウンセラー。
押しに弱く、経営力もない。

 


蛯名真人(CV:石田 彰)
アシスタント/自称28歳
美しい容貌をしているが、性格はきつい。
事務の及川だけでなく、セミナーを訪れる患者にさえも態度がでかく横柄だが、甘利には礼儀正しく、甘い。
セミナーの一環で、女装して生徒と接することも…。その際は、完全に女として振る舞っている。

 


及川成瀬(CV:鈴木裕斗)
事務@/22歳
事務所で電話応対などの事務をしている新社会人。
毎日蛯名にいびられているにも関わらず、あえてつつこうとする。
要領が良く、仕事ができる。治のお守り役。

 


石川 治(CV:山口智大)
事務A/22歳
事務ということになっているが、大体は事務所でプラモデルを作ったりしている。
社会的能力が低く、性格は天真爛漫。及川の策略(?)で入社した。
事務所のマスコット的存在。

 


高根秀作(CV:中村悠一)
患者@/30歳
職業不明の美しい男性。
悩みはナルシシズム。自分の美的概念と女性への嗜好との間でジレンマを抱えている。
また、ピーターパン症候群でもあり、何か気に入らないことがあると発動してしまう。

 


中虫壁 一(CV:藤原啓治)
患者A/38歳
ビデオレンタルにバイトとして15年勤務している男性。
頭でっかちで、自分の考えた『うまくいく恋の方程式』、略して『うま恋方程式』が絶対だと信じている。
以前付き合っていた(?)彼女・純子のトラウマから、恋愛行動に出られなくなってしまった。

 


真宮雄介(CV:浪川大輔)
患者B/24歳
フリーターの青年。
典型的なB型で、陽気な楽天家。
セミナーにはなんとなくで訪れた。

 

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ドラマCDの一部を大公開!

オープニング

蛯名 「センセイ。及川は仕事だけは出来るんで、いけ好かない野郎
    ですが我慢します。
    …でも、どう考えてももう1匹は必要ないです」
甘利 「え?」
蛯名 「石川治ですよ。あれ、何のために採用したんですか。
    税金対策とか言わないでくださいよ」
甘利 「ついてきちゃったんですよ」
蛯名 「……は?」
甘利 「及川君を採用したらついてきたんですよ。彼が」
蛯名 「…すみません。
    俺、割と、っていうか、かなり理解力のあるほうだと思うん
    ですが、状況がさっぱり飲み込めません」
甘利 「え〜と、僕は採用したつもりはないんですが、及川君に勝手
    に付いてきてしまうので…。
    まあ付録的存在でしょうかね…」
蛯名 「…………は〜は〜は〜…。ナルホド良く判りました。
    …で? なんで付録に給料発生してるんですか?」
甘利 「え?」
蛯名 「保険やなんやかんや、うちで本採用の待遇になってます
    けど」
甘利 「…あれ…キミが手配したんじゃなかったんですか?」
蛯名 「…あ〜そ〜か。これで状況が飲み込めました」
甘利 「…え?」
蛯名 「ちょっと失礼…」
蛯名 「及川―――!!! このやろう! 警察に突き出して
    やる!」

カウンセリング1

高根 「そう、僕はナルシシズム。自分でもよく、判ってる」
甘利 「…ご自分で理解されているなら話は早いですよ。高根さん」
高根 「そう、だろうか…先生」
甘利 「ええ。それより高根さん。
    そんな壁際に張り付いていないで一度椅子に座りましょう」
高根 「そんなパイプ椅子は嫌いだ。僕には似合わない。猫脚が
    いい」
甘利 「そう言わず。落ち着いてお話できませんから」
高根 「ふん……こんな椅子!
    で、貴方はどんなアドバイスで僕を導くつもりだい」
甘利 「…そうですね。真田先生からは恋愛絡みだと聞いています
    が…」
高根 「確かに…。僕は悩んでいる。
    この美しささえ罪だというのに…、女性への拘りが…
    許容範囲が狭すぎるんだ…」
甘利 「なるほど。高根さんほど美形なら女性に求める理想が高く
    なってしまうのも頷けます」
高根 「そう。僕位美しい人間には、勝るとも劣らない美しい女性
    でなくては釣り合わない!」
甘利 「はい…」
高根 「なのに僕といったら…ああ!!」
甘利 「…」
高根 「どうしても好きになってしまう相手が48〜52歳のおばちゃん
    なんだ…!!」

カウンセリング2

甘利 「あれ、えび…まことさん」
まこと(蛯名)「すみません。途中で乱入してしまって」
中虫壁「物凄い美女――!!」
中虫壁「…だ、誰ですか」
甘利 「あ、彼女はまことさんといいまして、当セミナーで対話
    講座の女性役を御願いしているアシスタントです」
中虫壁「よ…よろしく御願いします…。しかし、俺は対話講座なん
    て…」
甘利 「まあ、いいじゃないですか。試しに会話してみましょう。
    その方が頭の中で考えるより具体的に捉えられるかもしれ
    ませんよ」
中虫壁「ええ。まあ、構いませんけど…」
甘利 「では、他に中虫壁さんの考える理論で会話してみましょう」
中虫壁「え〜と、じゃあ、…『ノーセット』で考えてみます」
甘利 「判りました。何でも否定的に答える人に対して使うテク
    ニックですね。
    では、中虫壁さんからまことさんに振ってください。
    どうぞ」
中虫壁「え〜と…、あ。まことさんと呼べばいいですか?」
まこと「はい。あ、でも、具体的に呼びたいお名前などあれば、
    どうぞ」
中虫壁「ゴホン。え〜、純子。君は僕の事ホントは愛してるんじゃ
    ないの?」
まこと「…? そんなことある訳ないじゃない」
中虫壁「じゃあ、今度一緒に食事だけでも行こうよ」
まこと「え〜。だめ。そんな時間ないもん」
中虫壁「そうか。でも、今週はそんなに忙しくないよね」
まこと「ううん。それが忙しいの」
中虫壁「そう…。じゃあ、お茶する時間なんか、とれないよね?」
まこと「そうとも限らないわよ。お茶ぐらいなら大丈夫よ」
中虫壁「ちがぁう!! 純子はこんな事でほだされたりしない!!!」
まこと「(素に戻り)げ!?」

カウンセリング3

甘利 「あ…え、と。は、はじめまして。講師の甘利です」
真宮 「あ〜。はじめましてぇ〜! 真宮です!」
甘利 「…え、え〜と。…わ、若いですね」
真宮 「え? あ、そんな若くないっすよ! もう24です、24〜!」
甘利 「でも男性が、真宮さんくらいの歳でこういうセミナーに
    参加されるのは珍しいんですよ」
真宮 「あ〜、まあそうかもしれないっすね〜」
甘利 「で、真宮さんはどういう目的でこのセミナーに…?」
真宮 「え?」
甘利 「言いにくい事かもしれませんが、…え〜と例えば女性との
    お付き合いで問題があるとか、接し方がわからないとか…」
真宮 「…。いや、なんか面白そうだったんで〜…。ふらっ〜と?」
甘利 「…。…。ふら〜っと…」
甘利 「ほら〜〜〜!!! やっぱりおかしい方じゃないか〜〜〜
    !!!! 蛯名君のばか!」
真宮 「あ〜〜でも〜。彼女に振られる時に言われる事が絶対同じ
    なんすよね」
甘利 「というと…」
真宮 「かいつまんで言うと〜『アンタ最初は面白くて楽しかった
    けどノリ良いだけだな! やっぱB型男にはついていけ
    ね〜』みたいな?」
甘利 「(深く納得)ああ〜〜〜、そーだろー、そーだろー」
真宮 「センセ、それちょっと失礼じゃないですか〜?」

エピローグ

高根  「ハァ。僕の美しさは男まで虜にしてしまうなんて…」
高根  「気持ちだけは受け取っておこう。
     しかし、諦めたまえ。君は美しくない。というか
     むごい…。」
高根  「ちょ、は、はなせ。僕の花束…」
中虫壁 「はなすのはお前だ、この勘違い野郎。
     これはまことさんへのプレゼントだ!」
高根  「うるさい! 僕の花だ!! お前がはなせ!!」
甘利  「え〜と、じゃあ、僕お昼食べに行ってきていいかな?
     帰ってくる頃には落ち着いてるかもしれないし…」
蛯名  「センセ。この場を放置して自分だけご飯とかいくら
     なんでも許しませんよ。」
甘利  「あ、じゃあ、鍵かけて蛯名くんも一緒に行く?」
蛯名  「(照れて)え! あ…。じゃあ、俺も一緒に行っちゃ
     おうかな…」
真宮  「ちわ〜〜〜!! 遊びに来ました〜〜!」
甘利  「出た〜!!」
真宮  「あはは! なんすか、人をお化けみたいに!」

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